朝から雨。現地調査のある日はことのほか天候が気になります。
2011年5月7日、「狭山事件を検証する」というHPを立ち上げているOさんの呼びかけでの現調。2006年から毎年ブログで呼びかけての現調が続いています。今回は東京、埼玉、千葉、京都、福岡等から来て頂きました。東京からは、3年ぶりに「狭山事件の真犯人」(勝どき書房 1800円)を書かれた殿岡駿星さん(メルマガ 『コラム・ゆりかもめ』で狭山現調の報告があります)や、狭山市に住まわれていて、大学の卒論に「狭山事件」を書きたいという方も。
現地調査の後、集会所での交流学習会。殿岡さんは埼玉県・浦和市で新聞記者をされていた時、狭山事件を知ったそうです。「石川一雄の自宅から被害者の万年筆が発見された」という報道がされてからあまり関心も持たず過ごされてきたということですが、「無実の獄・25年」という冊子を読んでから、えん罪ではないか?との疑問を持ち、1989年に初めて現調をし、その後何度も現調をするなかで無実を確信した。現調をするたびに新しい発見、事実を知ることができる。『現場百篇』、という言葉があるが、そのことによって事実に近づくことができる」と話されました。川越から来られた26歳の方は、「私の年齢のころ石川さんは逮捕され、そして今も闘っている。直ぐ近くに住んでいて、知らなければならないと思った」東京のKさんは労働組合の運動で狭山を知ったそうです。また京都のNさんは昨年に続き2回目の現調、東京のSさんインターネットのサイトで狭山を知ったそうですが、もう5回くらい現調に来て下さっています。皆さんの思いは「何か応援できることがあればしたい。社会の不条理を糺す闘いだ」ととらえてくださっていることでした。 九州のYさん、これまで何度か現調に来て下さっていますが、ネットでの呼びかけの参加は初めてということでした。交流会の後、DVD「造花の判決」(監督・梅津明治朗 1976年)を視聴しました。25年前に作られた映画です。俳優入川保則さんが弁護士役として出演されています。まだ事件当時のおもかげの残った当時の狭山の様子が映し出されていました。

    
殿岡さん「コラム・ゆりかもめ」より
写真転載 教科書・カバン発見現場より
大西さんの狭山事件を検証する
サイトより写真転載 
(荒神さま)

 2011年5月10日、午後からの小雨の中、7日に引き続き、Oさんたちが狭山現地に来てくださいました。7日に来られなかったSさんは埼玉の人でずっと狭山事件に関心を持ち続けていて下さったそうです。また新たな出会いを頂きました。