自治労熊本県本部の狭山現地調査

 2013年2月21日、自治労熊本県本部の皆さんが狭山現調に来てくださいました。
現調をされるのは初めてという方が多かったのですが、「20年前に現調に来ました」という方も。
この日も風が冷たく、寒い現調日となりました。

   
 「出会い地点」とされるX字型十字路 「殺害現場」とされる雑木林跡地 


 14時に狭山市駅東口を出発し、「カモイ」のある現地事務所に着いたのは16時頃、石川は山場の狭山闘争への支援のお願いをしました。
実は私は徳島に住んでいたころ、職場の労働組合の中で部落解放運動に出会い、狭山差別裁判糾弾闘争に出会ったのです。約35年くらい前、労働組合の中に「部落研」ができ、悩みながら役員に立候補しました。学習の中心課題は「狭山」でした。学習をする中で、獄中に囚われている石川一雄のメッセージに出会ったのです。彼の「泣き寝入りしていても差別はなくならない。立ち上がり、部落解放、狭山を共に闘ってほしい。2度と石川一雄を出してはならない」とのメッセージは私の心を突き動かしました。彼のメッセージは「私は無実。1日も早く冤罪が晴れるよう支援してほしい」と結ばれていました。狭山パンフレットには、獄中で初めてコーヒーがでて、何杯も飲んだことや、獄中歌も詠まれていました。(後に石川からA部長が「今日は何杯もコーヒーを飲んだからトイレに何度も行くようだね」と言われ、実際に何度もトイレに行ったそうです。当時のことをよく覚えていました。1月生まれの誕生会の日、生まれて初めて飲んだコーヒーがよほどおいしかったのでしょう。)
 今石川は仮出獄で社会に出ています。闘いの成果ではありますが、未だ冤罪は晴れていません。
現調に来てくださった労働組合の皆さんのお話を伺いながら、私が初めて現調に来たころのことを思い出していました。石川のお父さん、お母さんもお元気でした。一緒に写真を撮らせて頂きました。「一雄と一緒に暮らしたい」その声が今も耳に残っています。
 今年は事件発生から50年、狭山が動く年です。両親に1日も早く朗報を届けたいと思います。