長野から現調  2016年9月11日

 残暑厳しい中を、長野県千曲市から現調に来て下った。
午前10時、狭山市駅からスタート。11時過ぎに現地事務所に帰って来られた。
現地事務所で交流会。30年ぶりに現調に来た人、初めての人、何度か来れられた人。みなさんそれぞれに「現地に来れば真実がわかる」と話して下さった。
「私は解放子ども会活動等で、『石川さんのようにならないように、一生懸命勉強をし、差別を見抜く力、差別と闘う力をつけよう』と学び、自分自身もそのように話してきた。しかし、自分が社会に出て、就職差別を受けたり、職場で部落差別に出合うなど、さまざまに差別と直面し、くじけそうになった時、石川さんの闘いに想いを馳せた。そして思ったことは『石川さんのようにならないように』ではなく、『石川さんの闘いに学ぼう』だった。石川さんが苦しい獄中生活で文字を学び、闘い続けて来た事を思うと、自分も頑張ろうと思えた。」
「まだ77歳と言う石川さんに66歳の私が元気をもらった。これからも狭山を先頭に闘いたい」等話して下さった皆さん。

   
現地事務所で  被害者のものとされる万年筆が発見されたカモイ

 石川は「私の家で発見された被害者のものとされる万年筆は、被害者のものではないとする下山鑑定(鑑定をして下さった下山進博士は、特にゴッホ《ドービニーの庭》に隠されていた"黒猫"の発見 で有名)が出され、万年筆は偽物ということが科学的に明らかにされた。これまでも弁護団は私の無実を明らかにする新証拠を提出してきたが、事実調べも、再審開始もぜず、棄却してきた。決して油断せず、弁護団が出した今度の新証拠、これまでの証拠を力にして勝利まで闘いぬく」との決意を話し、また、「皆さんの『事実調べを行え』『再審を開始せよ』『検察庁に隠されている証拠を開示せよ』の声が狭山再審の道を拓くので、今後とも力を貸して頂きたい」「10月2日には、長野で『狭山長野県民集会』を、10月28日には、日比谷野外音楽堂で『狭山市民集会』が開かれるので、ぜひ参加して頂きたい」とさらなる支援を訴えた。

  現地事務所は今スダチがちょうど食べごろ。10年ほど前に徳島から持ってきたスダチの木。狭山に根を張り、ずいぶんと大きくなった。
 皆さんにスダチを一個ずつ持って帰って頂いた。 
 皆さん ありがとうございました。