茅原さんの挨拶

 2016年12月17日、東京の「狭山台東実行委員会」の皆さんが現調に来て下さった。この日、ピースボートの皆さんも現調に合流して下った。富士見集会所に10時20分から交流学習会。午後から現調をされた。この2~3日とても寒い日が続いていたが、この日は午後から少し温かくなった。
 現調が初めての人や、30年ぶりの現調という方も。狭山台東実行委員会に参加する宗教者、労働組合、解放同盟員の他に、ピースボートの皆さん、千葉県の「狭山事件にとりくむ東葛住民の会」のKさん、フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」管理人MIKAさん等多彩なメンバーが来て下った。
 実行委員会を代表して茅原さんから「下山鑑定を力に、再審開始されるまで闘う」との挨拶と、部落解放同盟、東京都連・近藤さんより、現調の意義や、狭山の現状等の説明があり、石川が「光が見えてきた狭山の闘いに更る支援を」と訴えた。


  2017年1月13日、「ー第2回ー差別と人権を考える横浜市民講演会」が横浜市健康福祉センターで開かれる。そこにーハンセン病と被差別の立場からー「文字を取り戻すために」と題し、ハンセン病回復者・石山春平さんと被差別部落で生まれ、53年冤罪を闘って来た石川一雄との対談がある。その打ち合わせに12月17日午後、神奈川県から狭山に来て下さった石山さんたちと2時間余り、お話をさせて頂いた。差別によって、義務教育である筈の教育も十分に受けることも出来ず、多くを奪われ尽くされたと思われる二人。石山さんも、石川も、絶望の淵にありながら、しかし、人との出会いによって、文字を取り戻し、文字を力にして、苦難の人生を切り開いてきた。差別の歴史や、闘いの歴史は違っても「差別を無くす」思いや闘いは共通する。石山さんも石川も、いっぱいの思いがあふれ出るようにずっとしゃべりっぱなしだった。
 どんなにか苦しい思い、切ない思い、怒りに満ちた人生だったろうと思うが、その中で人生に目標を持って生き抜いてきた二人。二人の笑顔がとてもステキだった。
 来年の再会を楽しみにしている。