2016年度行政責任者部落差別問題研修会
第25回 狭山現地調査・学習会 第19次狭山再審・証拠開示要請

  2017年2月27日~28日、部落問題に取り組むキリスト教連帯会議(部キ連)主催の現調、学習会、高裁・高検への要請行動があった。
27日15時30分から、新狭山市駅にある日本キリスト教団狭山教会で、事前学習としてDVD「えん罪を作り出す『取調べ』-狭山事件の場合」を視聴、夕食をはさんで19時~21時まで講演と懇談会、28日は9時から狭山現調、13時から東京高裁に第19次要請行動、14時から東京高検に第19次証拠開示の要請行動と、2日間、各地から来て下さった皆さんの取り組みに心から感謝している。
 私が狭山に来て20年になる。それ以前の事は判らないが、この間、ずっと日本キリスト教団狭山教会の皆さんには、夕食やのみ物等用意し、温かくおもてなしをして下さっている。
 毎回来て下さっている部キ連・関議長さんが前日に急用ができ、お会いできなかったことが残念だった。何度も高裁前アピールに下さった仙台のHさん、京都のMさん、そして兵庫のNさんは体調が悪い中を来て下さった。皆さんとても素敵な笑顔をされる。
 翌28日はお天気もよく、暖かく、ほっとする。
 現調後、高裁・高検に要請行動に行かれたみなさん本当にありがとうございました。


 28日、午後から取材 雑誌「世界」

その後、夕方から武蔵浦和コミュニティセンターで開かれた「割り勘逮捕は許せない 市民集会」に出かけた。1月18日に、反原発ツアーを企画した市民団体の3人が無許可営業=白タク容疑で埼玉県警に逮捕された事件だ。ツアーのレンタカー代や、高速代、ガソリン代を同乗者が割り勘にしただけで「白タク」容疑で家宅捜索を受け逮捕された。逮捕された3人の闘いや、すぐに大きな支援運動もおこり、不起訴ー釈放となったが、警察、検察、裁判所、マスコミ報道の人権侵害は許せない、と市民の立場から問題を検証し、これからの行動を考えていこうと開催された。「反原発や、沖縄、そして狭山闘争等、国家権力と対峙する闘いに徹底的に弾圧をかけるやり方を許さない」との声が参加者からもまき起こった。一人ひとりの闘い、そしてそれぞれの組織が連帯して大きな敵と立ち向かっていこうと確認した。振り返ると私自身も30数年前から、割り勘で車をだし、徳島から狭山闘争に何度も参加してきた。今も、徳島からそのような形で現調に来てくれている。これが「白タク」容疑?
 
 28日は帰りが遅くなったので新聞を読んでいなかった。

 28日の新聞に「袴田事件DNA鑑定再現できず」の大きな見出しにショックを受けた。これからまた、長い時間がかかるのだろう。ストーンリバー
予想通りというか、検察側の鑑定人は弁護側の鑑定を否定した。

 
  現地事務所にはメジロが毎日やってくる

こうなると弁護側は再反論せざるを得ず、相当の時間を要することになる。狭山事件も同じだが、彼らには時間も人もお金もいくらでもあるから、諦めることはしない。時間はたっぷりかけれるし、人は順繰りに入れ代えることができるし、お金は自分の腹が痛まないから心配はいらない。こういう者を相手にしているのだから、とても始末が悪いし、歯噛みすることが多くなる。DNA鑑定でも「異議」を唱え、なきものにしようとするのだから、これではどんな新証拠をだせば引き下がるのかと思う。ここまでくれば、「袴田事件」も「狭山」と同じく権力とのせめぎ合いの場となっていると言っていいだろう。かれらは「その気」でやってきているのだから、こちら側も「その気」で立ち向かわねばなるまい。」と書かれていた。 

袴田巌さん80歳、姉の秀子さん83歳
歯噛みする、胸が痛い
「共謀罪」法案も自公が了承、10日にも閣議決定とある
私たちは今、このような世の中に生きている
しかし、あきらめたらおしまい
抵抗をし続ける