自治労東京都本部西北地協狭山現調

 2017年6月4日、都本部西北地協、練馬区職労、部落解放同盟練馬支部から現調に来て下さった。10時から富士見集会所で学習会。狭山弁護団の指宿弁護士から「第3次狭山裁判の現状、闘いの課題」等話された。54年目の狭山だが、昨年の下山鑑定、今年提出された川窪鑑定等で検察を追い込んでいることや、7月の33回目の三者協議には検察から下山鑑定についての反論が出されるだろうこと、しかし、下山鑑定は揺るがない、と確信を持っていると話された。これらの新鑑定を弁護団が出すことができたのは、検察の証拠開示からであり、半世紀以上経った狭山事件の証拠隠しは未だ続き、許されない、と話された。

   

 50年も検察に隠され続けていた被害者のインキ瓶が開示されたことにより、下山鑑定が可能になり、53年隠されていた証拠が出されたことで、川窪鑑定が出された。検察も、裁判所も石川宅鴨居から発見された被害者のものとされた「万年筆」について、被害者が使っていた万年筆と、鴨居上から発見された万年筆のインクの色が違うことを、「インクを入れ替えた可能性がある」と推測や可能性で石川を犯人にしたのだが、これらがすべてデッチアゲであることが暴かれたのだ。川窪鑑定は、脅迫状訂正の万年筆は中字(石川が被害者から奪った万年筆で脅迫状を訂正し、それを自宅に持ち帰ったと自白させられている)だが、石川宅発見の万年筆は細字であることを明らかにした。2重3重の無実の証拠である。
 今回現調に参加して下さったほとんどの方が初めての参加だった。復元された現地事務所の「鴨居」をみて「鴨居はたいらだったんですね。これなら見落とすことはありえない」と感想を言って下さった。
 暑かったけれど、少し風もある現調日より。指宿弁護士も一緒に歩かれ、説明をして下さった。ほんとうにありがとうございました。