熊本の解放子ども会:2団体の現調

 2018年3月25日、熊本から2団体の子ども会から現調に来て下さり、9時から現調をされた。
毎年現調に来て下さる皆さんに心から感謝している。
小学校6年生の皆さんが中学校に入学する前の春休みに来て下さっているのだが、うれしい事があった。「2年前に現調に来た姉から預かってきました」と、素敵なタオルとハンカチ、お手紙を頂いたのだ。お手紙には「2年前に現調に来たMです。石川さんに会って、直接お話を聞けたのがすごくうれしかったです。現地に行く事で多くの事を学ぶことができました。今年は私の妹が石川さんに会いに行くので感謝の気持ちを伝えたくてお手紙を書きました。これからも勉強をがんばります。石川さんもお体に気をつけてがんばって下さい」と書かれていた。
熊本では3月17日、先陣を切って映画「獄友」を上映して下さった。毎年のように来て下さるノブちゃんが「いい映画だった。監督のトークもとてもよかった」と話して下さった。
 中央公民館の交流学習会で石川は、貧しくて殆ど学校に行く事が出来ず、教育を十分に受けられなかったこと、社会的無知や、部落差別によって、狭山事件の犯人にされていったこと、しかし、獄中で正義感ある看守さんと出会い、文字を取り戻した事などを話し、「私は今でも犯罪者となっている。狭山の真実は裁判が開かれれば自ずと明らかになる。鑑定人尋問等、事実調べをしてほしいと、主権者たる皆さん方が声をあげて下さい」と訴えた。子ども会の一人ひとりから質問や感想が出され、丁寧に応えていた。

   

トマトを毎日頂いている石川に、くまもとの美味しいトマトをお土産に頂いた。
出会いに力を頂く日々だ。皆さんありがとうございました。

土日に関係なくいつも丁寧な現調の案内をしてくださる中央本部のYさんに心から感謝を!