部落解放大阪府民共闘会議の現調 2018年6月17日

 台風接近の予報もあった17日、大阪府民共闘の皆さんの現調は雲空だったものの、何とか雨に降られなかった。それだけでもホッとする。
昼過ぎ、狭山市駅から現調、その後、富士見集会所で交流学習会。自己紹介の中で、2回の狭山同盟休校をされた人、小学校の時から、狭山学習会をされていた方、また、「漫画 狭山事件」を読んでから狭山事件に興味を持ち、狭山現調に来たいと思って下さった方、「これまで学習をしてきた石川さんに会いたくて来ました」と言って下さった方、「石川さんの闘いに鼓舞された」という方。狭山闘争にいち早く取り組んで下さったのが大阪であり、皆さんのお話の中から、長い狭山の闘いの歴史を改めて、伺い知ることができた。
 解放共闘大阪版や、解放新聞大阪版の機関紙に狭山学習会や、狭山事件情宣行動をされた記事が載っていて、いつも読ませて頂いているが、部落解放同盟大阪府連合会・部落解放大阪府民共闘会議で、「えん罪 狭山事件」のホームページを作っている方も来て下さってうれしかった。
 翌18日は東京でのフィールドワーク後15時頃、現地解散と伺っていた。18日、私は朝パソコンの前に、午後から現調だったので、テレビは見ていなかった。大阪の友人から地震のメールが入り、11時ごろ、テレビをつけると18日、8時ごろ大阪北部を中心に震度6弱の地震とのニュースが。交通網は混乱し、ライフラインも大きな打撃と報道されていた。悪夢がよみがえった。皆さんが無事に帰れますように。被害がありませんようにとひたすら祈る。

第34回自治労徳島県本部部落解放活動者会議育成会議 狭山現調  6月15日~16日

 
 榊一美 自治労県本部副委員長の挨拶

 6月15日~16日徳島からの現調。15日、14時から17時過ぎまで富士見集会所で交流学習会、16日、9時から12時まで現調だった。
私自身が、労働組合運動の中から、部落解放運動や、狭山闘争に出会わせてもらった。この出会いが無ければ、私は今狭山に居なかっただろう。私の出身労組からも4人来て下さり、うれしかった。 2018年5月23日には徳島で狭山集会と、映画「獄友」の上映会も行われたそうだ。
 私が初めて狭山現調に来たのは1983年。その時、今回も案内して下さった部落解放同盟中央本部の安田聡さんの案内だった。安田さんはこの時が初めての現調案内だったそうだ。
 天気予報は2日間とも雨だったが、はずれた。徳島の仲間との出会いを祝福してくれた。