3団体の現調

第27回狭山現地調査・学習会 第21次狭山再審・証拠開示要請  2019年3月18日~19日

 2019年3月18日~19日、「部落問題に取り組むキリスト教連帯会議(部キ連)から現調、そして高裁・高検への要請行動に来てくださいました。
18日~15時から19日の16時までの2日間学習会、現調、要請行動と毎年精力的に取り組んでくださっています。
18日、日本キリスト教団狭山教会で例年のように、私たちは19時から21時まで狭山支援の訴えや、部落解放同盟安田さんからの現状報告をさせていただきました。
狭山学習会の始まりは讃美歌471番「勝利を望み」から始まります。①勝利をのぞみ 勇んで進もう 大地ふみしめて ああ その日を信じて われらは進もう  ②恐れをすてて 勇んで進もう 闇に満ちた今日も ああ その日を信じて われらは進もう  ③手をたずさえて 歩もう共に 勝利のときまで ああ その日を信じて われらは進もう

   

 今年は、初めて参加された方が多く、飯能市(埼玉県)から来てくださった人は「私が高校生の時、1977年に狭山事件を知り、ずっと関心を持っていた。石川一雄獄中日記を買い、石川さんの思いを知り、無実を確信した。今日『獄中日記』をもって来たのでこの本にサインして下さい」と言われ、石川は驚いていました。また、「狭山市から来ました。初めての参加です。狭山事件のことは知っていましたが、今日はしっかりと勉強をしたいと思います」と話してくださった方も。30人位の人が21時を過ぎた遅い時間まで耳を傾けてくださった。
 翌19日は9時から現調、午後から東京高裁、東京高検に要請行動に行かれる。2日間本当にありがとうございました。


 福岡の解放子ども会から現調 2019年3月17日

 2019年3月17日、福岡県筑紫地協、6支部解放子ども会(中学3年生)から現調がありました。
解放子ども会9年間の狭山学習の集大成として現調に来てくださったのです。肌寒い一日でした。朝6時に出発し、13時から現調、その後富士見集会所で交流学習会をしました。現調を終え、富士見集会所に着いた頃に、ぱらぱらと小雨が降ってきました。雨に濡れなくてほっとしました。石川は「部落差別の結果、貧しくて、ほとんど学校に行けなかった、小学校5年生で住み込みで農家に年季奉公に行った、差別の結果、教育を受けられなかったことが、狭山事件の犯人とされた大きな要因で、皆さんが、私のようにならないように、多くのことを学び、正しい判断ができるような人になってください」と話していました。子ども会の皆さんから「狭山事件が起きた時、何をしていたか?」「32年間獄中でいて何を思っていたか?」「両親が生きていたら何をしてあげたかったか?」「一番後悔していることは?」等、他にもたくさんの質問がでました。石川は「事件が起きた時間帯は両親等と食事をしたり、テレビを見ていたが、家族の証言は取り上げてくれなかった。両親が一番無実を知っている。32年間獄中でいたが、苦しいとは言わなかった。苦しいことは支援者皆さんがわかっている。また、「自白」してしまった責任の一端は自分にもある。だから必死に文字を覚え、多くの人に、無実を訴える手紙や、メッセージを出した。裁判所には裁判を開いてくださいと訴え続けた。」「両親にはおいしいものを食べさせてあげたかった。特に母はトラホームになり、お金がなく病院にかかれなかったこともあって一時ほとんど目が見えなくなっていた。看病したり一緒にいたかった。狭山事件の犯人にされ、親・兄弟姉妹を苦しめた。私を犯人にした警察・検察、そして裁判所など、本当はえん罪を作った人が悪いが、現実には、殺人犯の家族ということで、世間の冷たい目にさらされた。」等一つひとつ丁寧に答えていました。
皆さんから「現地を歩き、石川さんの話を聞いて無実を確信しました。地元に帰って多くの人に伝えたい」と話してくださったことが、とてもうれしかったです。


熊本解放子ども会から現調 2019年3月16日

 2019年3月16日、熊本県の解放子ども会の現調がありました。毎年現調に来てくださっていますが、3年前に来てくださった方、初めて現調をされる方や、保護者の方との再会がありました。この日も、現調が終わり、現地事務所で交流会をしているときから雨が降り始めましたが、帰るころにはまた雨が止み、子ども会の人が雨に濡れなくてほっとしました。