3団体の現調と取材 2019年5月24日
狭山市民集会翌日の5月24日、3団体の現調があった。
朝9時、現地事務所に行くと、「くまもと『狭山事件』を考える住民の会」からIさんとFさん。石川の一回り下のFさんも被差別部落に生まれ、31歳の時に狭山事件を知ったという。闘いの中でさまざまな葛藤をくぐり、60歳を過ぎてシュプレヒコールで「差別裁判糾弾、狭山再審勝利」を心底から訴え、自分事として、狭山を戦い続けているという。その瞳は差別裁判や、差別への怒りに燃えていた。
福岡の解放子ども会の皆さんから 寄せ書きとお手紙を頂きました |
10時ごろ、福岡県の「香春町人権・同和教育研究協議会」、「香春町狭山事件を考える住民の会」の皆さんが到着。香春町人権同和教育推進協議会総会時において募った狭山カンパを頂いた。
福岡や高知から識字運動が始まったそうだ。石川も文字をほとんど知らなかったが、獄中で文字を取り戻した。文字を取り戻すということは、単に文字を知ることのみにとどまらず、自分自身の立場を知り、世界が広がり、心が豊かになった、と石川は言う。
9時半過ぎ狭山市駅に部落解放大阪府民共闘会議の人たちが着き、そのまま現調に向かわれた。現地事務所に帰ってきたのは12時前。この日狭山は真夏日。汗びっしょりになって事務所に着かれた皆さんに23日の狭山市民集会、そのあとのデモ行進、そして24日の現調と強行スケジュールに申し訳なく思う。
40年ぶりの現調という方や、初めての人も。「飛び入りで参加した」というHさん、皆さんから疲れも暑さも吹っ飛ばすパワーを頂いた。
今、ホームページを書いていた3時20分ごろ、大きな揺れがあり、驚いた。( ;∀;) テレビをつけると、千葉県北西部で震度5 埼玉県南部で震度3の地震を観測したとのニュース。
最近地震や、大雨による山崩れ等災害が続いている。地震の多い日本での原発の推進は自殺行為だと改めて思う。
2日間にわたり各地から来てくださった皆さんに心から感謝。
現調と重なりながら、共同通信社のTさんの取材が。
今、(5月25日 15時44分)大阪のBinさんから余震大丈夫ですか?のメール。
昨日AさんとMIKAさんから憲法集会で頂いたという署名35筆を。
石川は今日病院(糖尿病の定期健診)