東京清掃労組、清掃・人権交流会 狭山現地調査  2019年6月9日

 朝から雨、10時から、狭山市中央公民館で事前学習会。部落解放同盟東京都連、松島さん、堀さんを講師に45人が熱い思いを持ち寄った。東京清掃労組・中里委員長から「えん罪はその人の人生、また家族の人生も変え、奪ってしまう。事実をきっちりと学び、職場・地域に持ち帰り伝えていこう」と挨拶。

   

人権交流会・押田会長から「23年間ずっと現調を続けてきた。部落差別、職業差別、あらゆる差別を許さない闘いの中心に狭山現調があり、我々は再審開始を求めて戦い続けてきた。寺尾確定判決の有罪の根拠はことごとく崩れている。今第3次再審の大きな山場の現調。清掃労組の3役や、若い仲間が大勢来てくれている、一日も早い勝利を目指して戦う」と挨拶。東京都連の松島さんから「狭山事件は、部落差別による権力犯罪、差別裁判。今科学の力によって石川無実が満天下に明らかになっている」と話され、狭山事件の概要と、松島さん自身が受けてきた差別・・・・学校で盗難があったとき教師から犯人にでっち上げられたが、後日、真犯人が見つかったことなど、狭山事件を吾が事として闘ってきた原点など話された。松島さんのお話は逮捕されるまでの石川の教育を中心とした切ない思いにつながる。皆さんありがとうございました。