部落解放群馬県共闘会議の第38回「狭山現地調査」 2019年9月26日  

 狭山現調38回目となる群馬県共闘会議の皆さん。10時30分から、狭山市・狭山市民会館で学習会後、13時から現地調査をされた。
部落解放群馬県共闘会議・塩谷正明議長から「現調は、1981年から続けられ、今年で38回目。1981年は私が就職をし、今年退職をしたので、現調の年月は私が働いてきた38年の年月と重なる。石川さんはそれ以前からえん罪を晴らす闘いを続けてきた。一日も早く石川さんにかかっている見えない手錠をはずしたい。共に戦う」と挨拶された。

   
塩谷議長の挨拶  歌を詠む石川 

石川は「私が犯人にされた要因は何と言っても被害者のものとされた『万年筆』が私の家から発見されたということだ。しかし、私を犯人とした万年筆が今科学の力によって、無実の証拠となっている。真実を明らかにするために公平公正な裁判を行ってほしいというはがき等を裁判所に出して頂きたい。裁判所に出された署名も200万筆を超えている。その一人ひとりの署名が真実を求めている。石川一雄のえん罪、無実を多くの人に知らせて頂きたい。」と訴えた。中央本部の安田さんから「『裁判所は鑑定人尋問を行え』という大きな世論を起こしてい頂きたい。弁護団も確実に一つひとつ寺尾裁判長の有罪確定判決をつぶしている。裁判官に、納得して鑑定人尋問や、再審開始決定を出させるように、大きな世論を巻き起こして頂きたい」と話された。13時から現調をされ、16時頃に帰られた。蒸し暑い一日で、皆さん汗だくになっていた。
市民会館の周りは、コスモスの花が満開で、曼殊沙華もまもなく真っ赤に咲き誇ることだろう。
私は3日ほど前から風邪で絶不調だが、現調の皆さんに力を頂く。