2団体の現調  2019年9月28日

 今年も新温泉町狭山同対審共闘会議の皆さんが現調に来てくださった。
いつだったか、新温泉町狭山同対審共闘会議の皆さんに呼んで頂いたことがあったが、石川は飛行機を使わないため新幹線で、片道8時間近くかかって行ったことを思い出した。飛行機を使っても6時間近くかかると思うが、それでも、毎年狭山現調に来てくださる皆さんに心から感謝している。多分6時頃に家を出て、鳥取空港から羽田空港そして狭山に来てくださったのだろう。狭山に着いたのは12時17分。現調を終え、そのまま羽田空港に。日帰りの皆さんの強行日程。毎年そのような日程を組んでも現調を続けてくださる皆さんの闘いに、私たちも身の引き締まる思いをしながら、お迎えをする。事件発生から56年、これまで、どんなに多くの人が、例えば夜を徹してバスで狭山まで来て下さったりしたことだろう。
 私自身も徳島から、往復の夜行バスで狭山現調をしていた30年位前を思い出す。また、5.23、10.31、そのほか8月、2月にも狭山中央集会があったころも夜行バスで、東京まで行った。朝6時ごろ東京に着くので、東京タワーで時間待ちをしたり、ある時は原宿に行き、「竹の子族」に遭遇したのは1980年代頃だったかもしれないな~・・・・・・

 新温泉町狭山同対審共闘議長・尾崎さんは、2019年8月4日、兵庫県で開かれた「狭山事件の再審を求める県民のつどい」でパネラーとして参加されていた。2か月もしない間にまたお会いできたことがうれしかった。私自身が徳島の労働組合運動の中で、部落解放運動、狭山闘争に出会い、石川一雄のメッセージに出会った。そのことが私自身の生き方を変える大きな転機になった事を思うと、皆さんとの出会いがうれしい。

 この日、日教組の女性部の皆さんが現調に来てくださっていた。
Sさんが現調に来てくださったのは2015年10月、そして2016年5月にも。それ以降も何度か来てくださったそうだ。「狭山事件は半世紀以上前の事件で多くの人が今は知らない。世論を高めることが大切だ」と話してくださっていたSさんは狭山の近くにお住まいだそうで、そのことを実践してくださっていることがうれしく、力が湧いてくる一日だった。

私自身はこの日夕方からほかに会があったため、最後までいることができなかったが、皆さんに心からの感謝を。

狭山現地事務所の近くには公園がたくさんある。
事務所から車で10分ほどの所に
上奥富運動公園がある。
桜、曼殊沙華がすごくきれいな所だ。
今曼殊沙華が満開だ。