埼玉(10/8)、群馬(10/7)から現調

 2023年10月8日、「部落解放埼玉県共闘会議」、「部落解放同盟女性部」、「石川一雄さんを支援する会埼玉連絡会」三者の共催で現調、学習交流会が行われた。
その前、10月6日に知らない人からメールが届いた。私が作っているホームページに10月8日、現調があることを知らせていたのだが、それを見たKさんから「参加可能であれば参加したい」とのこと。うれしいメールだった。Kさんに「主催者に連絡してほしい事」と主催者に「メールが来た」事を伝えた。
 8日、10時から現調に出発。11時半ごろ事務所に到着された。Kさんも来て下さっていた。現調の案内は何時もはホームページに載せていない。宗教者、個人、解放同盟、労働組合、教職員の方、住民の会、子ども会等様々な人が来てくださっており、ホームページに案内することは控えていた。

   
部落解放埼玉県共闘会議・前原議長挨拶  「石川一雄さんを支援する会埼玉連絡会 古河事務局長 

今回は地元埼玉から60人近い人が来てくださることもあり、公開していた。このようなこともあるんだなぁとうれしかった。

これまでも、「現調があれば教えてください。日程が会えば参加したい」との連絡等は頂いていたが、知らない人から「こんばんわ。初めてメール差し上げます」との書き出しで、「参加させていただきたい」とのメールは初めてのような気がする。
 13時から、集会所での学習交流会。
一雄は「地元の皆さんが、毎年こんなにも大勢で現調に来てくださることに感謝の気持ちで一杯。私は今84歳、親父は、倒れるまで私の支援に駆け回り、87歳まで生きた。私は親父の年を超え、あと15年は生きたい。何としてもこの3次で勝利したい。勝利をすればしたい事が一杯ある。私は両親の死に目にも会えなかったし、見送ることもできなかった。先日亡くなられた布川事件の桜井さんも、足利事件の菅家さんもそうだった。このような非人道的な事を訴えていきたい。また、今のままではえん罪者が救われない再審法も変えなければならない。皆さんの最大限の支援を」と訴えた。

 体調のすぐれないMさんが来てくれたこともうれしかった。「出てきて石川さんの顔を見れば元気になる」と言ってくださったMさん。千葉から駆けつけてくださったKさん。たくさんの人との出会いは、一雄を元気にする。
二人で30分という挨拶の時間を頂いたが、一雄は25分たっても話し続けている。家に籠っているときは、少ししょんぼりしている時が多い一雄。この日は冗談を言ったり、支援のお願いをしたり、両親の事を話したり・・・・たくさん来てくれてうれしかったんだろうなぁ (*^▽^*)

 10月7日、部落解放群県民共闘会議から40回目の現調

 今年も群馬県から多くの人がバスで現調に来て下さった。
10時過ぎに狭山市市民会館に到着し、学習交流会。

午後からフィールドワーク。2年ほど新型コロナで来られくなり、寂しく思っていたが、昨年からまたバスで来て下った皆さん。
しかし、毎回来てくださっていた人の顔が見えない。余りにも長すぎる狭山の闘いに、1日も早く勝利して終止符を打ちたいと強く思う。

   

 一雄は長く支援してくださっていることのお礼と「私が部落で生まれたおかげで、部落の兄弟、姉妹がわが事としてこのように応援をしてくれている。遠くから多くの人が連休初日に駆けつけてくれた。私は幸せだ」と話した。なんとなく胸がキューンとなった。
皆さんありがとうございました。