現調(3月10日) と 近況

 2024年3月10日、九州・福岡から解放子ども会の現調

 子ども会の皆さんと子ども会指導者、支援の先生方を含め19人が来て下さった。
13時から集会所での交流学習会、14時半過ぎから現調をされた。
とても寒い一日だった。

   

25年以上前、今は亡き山上益朗・狭山再審弁護団主任弁護人(当時)と私たちを呼んで下さり狭山集会を持ってくださった。その後もずっと狭山を取り組んで下さり、現調にも来てくださっている。振り返れば、集会後「大宰府天満宮」に案内して下さったMさんとの印象深い出会いがあった。Mさんは、夏も冬も半袖で素足で生活されていたそうだが、その理由が「石川さんは獄中で夏の暑さや、冬の寒さに耐え、闘っている。私も石川さんの闘いに連帯する」との気持ちだったそうだ。13年ほど前にも狭山集会を持って下さった。その時、Mさんは体調を崩されていたが、私たちをとても歓迎してくれた。今回の現調には、Mさんのお連れ合いさんの、M子さんが主催者代表として来て下さった。懐かしく、再会できたこともうれしかった。「夫が亡くなって12年になります」と話されたM子さん。Mさんの「吾が狭山」の闘いと熱い思いは脈々と受け継がれている。
子ども会の皆さんは狭山を学習してこられて、たくさんの質問を頂いた。また、一雄はその一つひとつに丁寧に答えていた。
参加された子ども会のメンバーは変わったが、昨年3月12日に来て下さってちょうど1年。昨年同様うれしい一日だった。
現地事務所のサクラの花がほとんど満開になり、みんなを歓迎していた。

 3月8日、6日は雪⛄ 余り寒くなく、昼頃にはうっすらと積もっていた雪は消えた。

 3月7日、保護観察官との面談。仮出獄から30年になるが、未だ縛られたまま。

 東葛住民の会から署名42筆が届く。家令裁判長に、この声届け。

 2月末に3日位、突風・強風が吹き荒れた。
現地事務所の駐車場のトタン屋根3枚が飛んでいた。
25年位前、一雄が一人でこつこつと作った駐車場とブロック塀。あれからの年月の長さを思う。

   
 トタン屋根が飛ばされ、青い空が見える  3月10日現調の皆さんをサクラの花が迎えた