えん罪59年   狭山事件の再審を求める市民集会  2022年5月24日

 3年ぶりとなる「狭山事件の再審を求める市民集会」が5月24日に開かれた。
お天気には恵まれたが、暑かった。熱かった。

市民集会前段に、10時45分から、日比谷公園・健康広場でのミニ集会とその後の高裁・高検への要請行動。
全国各地から高検、高裁への要請文を携え参加して下さった。

13時から日比谷野外音楽堂で始まった集会。コロナ禍の中で人数制限をし、マスクの着用、除菌スプレーを設置しながらの集会。
それでも、多くの人が参加して下さった。心から感謝。

12時30分からのプレイベントは「島キクジロウ&No Nukes Rights」。

組坂中央本部委員長の開会あいさつ。
石川アピール
弁護団報告と続いたが、耳が聞こえにくくなっており、ほとんど聞こえなかった"(-""-)"

25日の東京新聞や、埼玉新聞で内容を確認"(-""-)"

組坂委員長は「狭山事件は部落差別に基づくえん罪事件。この闘いの勝利なくして部落完全解放はない」と。

石川は「私は元気。必ず再審を勝ち取る不退転の決意で闘う。多くの新証拠が出ている。これが判決当時に出ていたら有罪判決は出せなかったのではないか。残念だ」と話し、山場の闘いへのさらなる支援を訴えた。

弁護団報告のあと、「袴田さんを救援する清水・静岡市民の会」の山崎俊樹さんから連帯のアピール。 
14時20分からデモ行進。
今、狭山の闘いは最終段階に来ている。最大の山場であり、何としても裁判所に鑑定人尋問を行わせる事が再審開始への第一歩。

 
 前段集会

会場参加者が一つになった集会だった。

久しぶりに多くの人たちと出会えた。
いっぱいエネルギーを頂いた。
いっぱいの笑顔に出会った。
いっぱい笑顔をもらった。
出逢いが力だ。
えん罪 狭山事件」「ストーン・リバー」「狭山事件の再審を実現しよう」に詳しく書かれています。

皆さんありがとうございました。

 

 
 翌25日、日本基督教団青年セミナーの皆さんと福岡、そして狭山市在住の日本基督教団の方たちが現調に来て下さった。

前日の集会、そして翌日の現調とありがとうございました。