アベ・スガ・キシダ 強権政治にNOを   2021年10月25日

 10月31日は47年前、東京高裁・寺尾裁判長が石川一雄に「無期懲役」の差別不当判決を出した日。
狭山市民集会は10月29日にひらかれる。

 10月31日は衆議院選挙と、同時に最高裁判所裁判官国民審査も行われる。
今回は、政権選択選挙だ。これまでウソにウソを重ねてきた自民党。モリトモ、カケ、サクラ疑惑、財務省の公文書改ざん、アベ・スガ政権の9年間、何一つ解明されず、再調査もされていない。アベ元総理は国会で118回も虚偽答弁を続けていながら今もボス気取りでいる。このような政権を許すのか、許さないのか、今問われているのは私たち主権者一人ひとりだ。
選挙に行こう!
しかし、石川は今もまだ選挙権は奪われたままだ。最高裁判所裁判官国民審査に×を

 
 墨田スタンディング  10.23

10月23日は「23狭山デー」の日。
1963年5月23日、石川一雄が「別件逮捕」された日だ。この日から石川は狭山事件の犯人視され、厳しい取り調べを受ける。石川は1か月近く「無実」を訴えるが、「ウソ」の自白をさせられた。石川は今も「自白」をした事に対し、深い自責の念を抱いている。真犯人を取り逃がした事、親たちに迷惑を書けた事、今もなお多くの人たちに支援を頂いている事、などだ。身代金を取りに来た真犯人を取り逃がしたのは警察のミスだが、石川が「自白」した事によって捜査が打ち切られ、真犯人を取り逃がす事になったとの思いだ。

 南越谷 スタディディング  10.23

 埼玉東部市民の会から「南越谷 23狭山スタンディング」の報告が届いた。うれしかった。10月23日でスタンディングも9回になったそうだ。参加者は11人だったそうで、狭山のメッセージボードや、40インチのディスプレイ、新作のポータブル鴨居の登場もあったそうだ。メールには「狭山を闘う私たち自身が歩みを止めない。10月29日、日比谷でお会いできることを楽しみにしています」とあった。

また、東京「墨田スタンディング」、兵庫・宝塚市民の会の23デー、「狭山事件の再審を考える北九州市民の会」の定例座り込み、熊本の「狭山坐り込み」、広島・福山市民の会の23狭山デー、等々全国各地で狭山が闘われ続けている。「狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックに報告がされています。

 10月20日、大きな段ボール箱が届いた。兵庫のMANAMIさんからだった。沢山のマスク、パルスオキシメータ、ルーペ、ハンドウォッシュスプレー、手指消毒用スプレー、除菌ウェットティシュ等々。
パルスオキシメータはすぐ使えるように電池も入っていた。
 彼女はお父さんを亡くしたばかりだ。「父は一雄さん一人になった」という彼女。
気持ちは焦っても何もできない私たちに、みんな温かい。

墨田の京子さんからは素敵なスカーフを頂いた。「身体に気を付けてね」と。彼女自身が体調を崩しながら、私たちの心配をしてくださっている。

 狭山の闘いは、冤罪を許さない
権力犯罪を許さない
差別を許さない闘いである
その厳しい闘いの中に、いっぱいの優しさと、慈しみと、悲しみ、怒りがある
そして希望が・・・・・・