近況  2022年1月9日

 新しい年になっても、何も変わらない。昨年から、年賀状を出さなくなったので、年賀状は来ないと思っていたが、沢山の方から年賀状を頂いた。申し訳なく、また感謝の気持ちで一杯だ。
特に福岡の「解放子ども会」の皆さんから今年も36通の年賀状を頂いた。毎年頂いている。「~私は18年前の小学校1年生の時に石川さんの事を知りました。不正や差別を許さない心、諦めない心に何時も勇気を頂いています。これからも応援しています。~」「子ども会でたいこをがんばりました。今年は大きなけがをしないようにがんばるので、石川さんも怪我や病気をしないようにがんばってください」「自習をがんばりました。2022年も大変だと思いますが、がんばってください。ぼくも勉強をがんばります」「べんきょうと、バスケをがんばります」「体育でカエルバランスをがんばっています。石川さんもがんばってください」等々・・・・2021年に自分が頑張った事、トラの絵と共に2022年も頑張る事が書いてあった。最後に石川さんも元気に頑張ってくださいと書かれていた。子どもたちからのお便りはいつも私たちを奮い立たせてくれる。

   

 昨年末、大阪の「狭山パンフを読む会」のHさんから、12月30日に「第471回狭山パンフを読む会」をした事、東京高裁・大野裁判長宛と、私たちに寄せ書きをした事、その後「望念会(忘年会)」をした事等、メールを頂いていた。1月6日、皆さんからの「寄せ書き」が届いた。Hさんの「2022年鑑定人尋問開始、2023年再審開始、2024年一雄さん85歳、早智子さん77歳、私が古希の年、3月までにケニア旅行、4月に夜間中学入学。1971年、15の年によくわからんままに関わりだした狭山闘争。まさか半世紀以上関わり続けるとは思いませんでした。再審無罪判決の日にお二人と元気に会えるその日まで!!」の寄せ書きに思わず涙。
「狭山パンフを読む会」が毎月1回開かれて約40年。Hさんもまさかこんなに長くなるとは思わなかったそうだ。長い長い闘い、決して諦めないで闘ってきた狭山闘争。

 1月6日、熊本のSさんから手作りの正月の飾り物が届いた。一生懸命作ってくださった飾り物、彼女の心と共に現地事務所に。

   

1月6日、狭山に初雪が降った。現地事務所は7日も真っ白に雪が残っていた。

「今年こそ」「今年こそ」