近況      2022年1月14日    

 2022年1月14日、一雄の83歳の誕生日。
朝、川越に行った。デパートで「冬の北海道物産展」をしていたので、海鮮弁当とケーキを買った。
「お誕生日おめでとう」と言うと、「事件は解決していないけれど、83年間元気でいられたことがうれしい」と言った。
そうだ。結婚して25年になるが、糖尿病を除いて、これまで白内障の手術をした事、転んでろっ骨を折った事以外はあまり病院にかかった事はないし、入院した事もない。自分で体調管理をしていた。
誕生日にケーキを食べたのは今年で3回目ぐらいだろうか?
フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」管理人のMIKAさんの温かいメッセージがうれしい。
桜井昌司さんから「今日は一雄さんの誕生日、嬉しくもあり、辛くもありだろうけど、元気に今日を迎えたことを喜びましょう。今年こそ本当に事実調べをさせて喜びの日を迎えるために~(一部抜粋)」とのメール、加須のAさんから「お誕生日、おめでとうございます」のポストカード。徳島、滋賀、長野、兵庫、熊本、東京、大阪からもお祝いのメールを。83歳になって沢山の人が元気で生きていることを祝ってくれる。みんな温かい。
一日一日を大事にしたいと思うこの頃だ。

1月12日、鎌田慧さんと、狭山パンフレットの対談があった。14時から17時ごろまで、楽しい時間だった。私は対談もインタビューもビデオメッセージも苦手だ。緊張する。でも鎌田さんとの対談は、疲れないし、うれしい。鎌田さんはほんとに優しい。中央本部のYさんそっちのけで3人で好き勝手におしゃべりした。いつのまにか時間が過ぎた。鎌田さんは一雄と同級生で、昨年6月に83歳の誕生日を迎えたそうだ。少し疲れた感じだったのが心配だ。「狭山が勝利するまでは絶対に倒れない。共に勝利を掴みとろう」と話された鎌田さん。もじゃもじゃの髪も素敵だった。

 1月11日は埼玉・加須のスタンディング。真冬の小雨降る中で行われたそうだ。昨年2月から始まったスタンディング。凍るような寒さの中で狭山の灯はともり続ける。

 1月11日、保護司との面談。

 毎朝、愛犬ココちゃんと散歩をしている。朝寒いので 散歩しんどいなぁ~と思う時があるが、ココちゃんが「連れて行って」と身体をトントンとたたく。仕方ないと起きる。ココちゃんのおかげで規則正しい生活ができている。