「南越谷23スタンディング」

近況  2022年1月25日

 全国に新型コロナウイルス感染拡大で、大変な状況になっている。一部に、今、ステイホームはしなくていい、若い人は感染しても病院にかからず自宅療養を、と呼びかけているようだ。失政のツケを国民に押し付けている。「まん延防止重点措置」の対象は全国34都道府県になった。昨年末には、第5波が少し落ち着いてホッとしていた。しかし、第6波は必ず来ると言われ、その対策を講じていたはずの政府。国民に自粛ばかり押し付けてきた政策はとっくに破綻している。

 目の前に迫った49回目の三者協議。弁護団や、支援者の闘いに光を見る。

 毎日のコロナウイルス感染拡大のニュースの中で、2022年1月23日、「狭山スタンディング」「23デー」を取り組んだというメールを頂いた。
皆さんの熱意と闘いに感謝と、心配が重なる。

 「~部落解放荒川区民共闘で『23デー』の情宣を1月23日、日暮里駅前で行いました。(写真左)まん延防止等重点措置が出されたとあって迷いましたが、勝負の年の最初の情宣、中止せずやろうと、録音したアピールを流しながら、多くの新証拠や再審開始を訴えるボードを掲げて12人でスタンディングを行いました。~一人でも多くの人に狭山を知ってもらい、再審開始の世論を高めていけるよう、これからも元気に23デーに取り組みます。一雄さん、早智子さん、そして各地で取り組んでいる仲間の思いと共に。~お会いできる日を楽しみにしています。~(一部抜粋)」とKAYOさんからのメール。

 東部市民の会(埼玉)のMさんから「今年初めての『南越谷23狭山スタンディング』を行いました。~昨年12月23日のスタンディングの時にはコロナ感染者数もだいぶ少なくなっていましたが、新年になりオミクロン株というコロナウイルスの感染拡大の中で、今日は13人が集まってくれ、今年初めての『南越谷23狭山スタンディング』を行いました。~今年は事件発生から59年、山場の年です。弁護団も鑑定人尋問の正式な手続きをすると言っておりますが、黙っていても鑑定人尋問、再審開始決定が行われるわけではありません。~多くの人に石川さんの無実と、再審開始を訴え続けなければなりません。月に1回、それも1時間程のスタンディングでどれだけの効果があるのかはわかりませんが『毎月23日、南越谷駅で狭山事件の再審を求めている人たちがいる』という状況を作り続けて行きたいと思っております。~早智子さんのブログに『一雄さんの誕生日にケーキと海鮮丼を買ってきた』とありました。また『大福モチ』を食べた話も載っていました。~私たちにとっては『普段のよくある事』ですが、ぜひ石川さんにも楽しんで貰いたいと思います。~石川さん、早智子さんが元気で、楽しく(とはなかなかいかないかもしれませんが)過ごしてくれることが私たちの願いです」

 長いメールでした。また、「狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックにも沢山のお祝いコメントを頂いたと管理人のMIKAさんからメールを頂きました。

        

「おめでとう」のメッセージと共に、滋賀のよっちゃんから「愛マドンナ」というおいしいミカン、東京のKAYOさんから文旦、徳島からは手袋とマフラー。

大阪のBinさん、「60年、税金の無駄遣いをしている警察、検察、裁判所に今年こそ鉄槌を!2022年から大野裁判長にハガキ、再開していますよ。」のメール。また私が宇宙人と呼んでいるお連れ合いさんから 「おめでとう」のメール。


多くの支援者に恵まれた狭山闘争、そして石川一雄
今年に勝負をかける