2022年10月9日 闘いの中で
この日は、部落解放同盟埼玉県連女性部、県共闘加盟労組、各地区石川一雄さんを支援する会、部落解放同盟各郡市協議会から「狭山現地調査・学習交流会があった。午前10時から現地調査、午後から15時まで学習交流会で、埼玉県連・片岡明幸委員長から「最終段階に突入した狭山第3次再審闘争の現状と課題」と題した講演があった。
60人以上の参加者があったそうで、地元埼玉の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいだ。(加須のAさんが詳しく報告してくださった)
毎年5月と10月に、日比谷野外音楽堂で開かれている狭山市民集会には、埼玉から舞台の左側の席を埋め尽くす人たちが参加して下さっている。地元埼玉の闘う人々の熱い思いが伝わり、力が湧いてくる瞬間だ。
この日、現調には足が痛かったり、体調不良で、4人ほど参加せず、現地事務所で待機された。皆さん40年以上狭山を闘ってくださった方たちだ。それでも狭山まで来てくださった人たち。
狭山の長すぎる闘いの年月が思われた。
また同日、午前10時から、狭山市駅で「狭山スタンディング」が「石川一雄さんを支援する埼玉連絡会」主催で11時過ぎまで行われた。
東京からお連れ合いさんと一緒に来て下さったKさん。9時半ごろ、現地事務所に来られて、手作りの味噌(豆腐や、ご飯にかけて頂くとおいしい (^_-)-☆ 一雄の好物だ) ピクルス、そして署名(団体署名、3団体、個人署名、75筆、カンパ等)を持ってきてくださった。その後狭山市駅のスタンディングに合流された。
スタンディングには30人余り来て下さっただろうか。今回初めて来てくださった方も多く、Aさんたちの、日頃のコツコツとした闘いの成果が感じられた。Nさん、たっちゃん、Mさん、エっちゃん、狭山市のKUMIKOさん、Sさんご夫妻等々。
フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」に「元々取り組んで下さっている方に加え、FBを見て参加して下さった方も多数参加してくださいました。これぞ『アラブの春』ならぬ『狭山の春』になるんじゃないか」と書かれていた。(^^♪
午前10時20分ごろには、11月3日から6日まで、上演される「闇にただよう顔」の出演者6人が狭山に来て、一雄と少しの時間ではあったが、交流した。その後皆さんは現地調査に回られた。コロナは終息に向かっているようではあるが、11月3日からの上演まで日が迫っているので、心配した。石川一雄を演じてくださる「遊佐明史さん」は素敵な青年で、どのような石川一雄を演じてくださるのか楽しみだ。
その後、11時6分の電車に乗り、「お花茶屋」駅(千葉県)に。
駅には日本基督教団・堀切教会のMさんが迎えに来てくださっていた。
堀切教会に来るのは3年ぶりだが、それまで10年以上、毎年「石川一雄さん、早智子さんを励ます会」を持っていただいた。今は教会の建て替えのため仮住まいをされている。皆さんと久しぶりの再会だ。懐かしい。
狭山のポスターや、大阪のKAYOさんの「詩」が貼ってあった。いつも温かく迎えてくださるその心遣いがうれしい。
「会えるのを待ってたのよ」と皆さんから手作りのジャムや、スマホをいれる素敵な入れ物(私は雑なので何時もスマホを探したり、落としたりするのでとても感激)や、マスク、そして署名24筆を頂いた。
狭山への帰りは毎回Mさんが車で家まで送ってくださっているが、この日はポツポツと小雨の降る中、Mさんご夫妻が送って下さった。
とても申し訳なかった。
ほんとうにありがとうございました。