近 況  12月7日 

 2022年12月7日、加須のAさんからメール。
「~今日の毎日新聞・朝刊(地域版)に『冤罪 乗り越えて』と題して記事を載せてくれました。狭山第3次再審闘争最大の山場、世論を巻き込むためにはマスコミへの働きかけも大切です。~」長い熱いメールだった。再審無罪が確定した桜井昌司さんのドキュメンタリー映画「俺の記念日」が、加須で12月10日に上映される。「北埼玉地区狭山事件を支援する市民の会」の呼びかけで上映実行委員会が発足した。事務局のAさんが「狭山事件の第3次再審請求が正念場を迎えています。事件発生から来年で60年。映画を通して冤罪、そして狭山事件を知るきっかけになってもらえれば」と話している。多くの人が狭山を動かそうと様々に闘いを続けてくださっている。

 12月6日13時から黒川さんの取材。

 12月5日13時30分から「解放新聞 埼玉版」新年号の取材

 12月3日~4日 徳島新聞社、Kさんの取材。
11月に新聞社のKさんから「来年は狭山事件発生から60年。一雄さんの事、そして徳島出身の早智子さんの事を書きたい」とメールがあった。
12月2日のメールには、追伸で「念のため昨日PCR検査を受け、先ほど陰性を確認出来ました」とあった。
翌3日昼頃、狭山に到着したKさん。13時から17時過ぎまでインタビュー。
4日、午前10時から現地調査、13時から17時過ぎまでインタビュー、その後一人で現地調査をされたそうだ。
5日、8時55分に彼から来たメールには「3日、4日と狭山に宿泊、足掛け3日間を狭山ですごし、心身ともに狭山の街に馴染んできたようです。今、山学校の方から、薬研坂の方まで歩いて来たところです」とメールが来た。記者魂を見た思いだ。

 12月5日、袴田事件の三者協議が開かれたそうだ。差し戻し審が終了し、東京高裁の決定が今年度中にあるという。今度こそ正義が実現されると信じる。そして「次は狭山」だ。

 12月1日、東京のGさんがお連れ合いさんとピクルスと手作り味噌を持って来て下さった。お二人の笑顔に心が和む。

 滋賀のヨッチャン、東京のGさんから署名が届く。ヨッチャンのお手紙に「友人のNさんからたくさんの署名を送って頂きました」とあった。広がりの輪がうれしい。

 三重県の明ちゃんからシクラメンの花が届く。

 愛媛の裕子さんから「媛マドンナ」が。お手紙に「私が小学生の時発生した狭山事件の経る年を思うと、その長さに驚き、怒りがこみ上げます。残念ながら日本の司法は理想の姿ではないけれど、少しでもそれを質すべく、闘っていきたいです。~応援に行けなくて申し訳ないです。~(一部抜粋)」と書かれていた。
彼女とは20年位前、兵庫県の集会で初めてお会いした。その後愛媛県に転居されたが、これまでに3度しかお会いしていない。それでもずっとお手紙や、メールで繋がり、心通わせてきた。

多くの素敵な出会いに感謝だ。

愛犬と散歩途中、つわぶきの花が咲いていた。