2023年6月12日、埼玉新聞のインタビュー
シリーズで3回くらい出されるそうだ。その1回目が石川一雄。
記者が「事件発生から60年、冤罪、部落差別を背負いながらこれまで元気に闘い続けてきたことは奇跡だ」と話された事が一番印書に残った。
一雄は「なぜ嘘の自白をしたのか。自分のふがいなさを一番憎む。くやしかったから努力、努力で勉強をした。糖尿病になったおかげで自分の人生を見直した。何としても生き抜き、冤罪を晴らすために、獄中で昼食を抜き、一日2食にした。今もその生活を続けている。運動も欠かさなかった。支援者が闘いを支えてくれた。支援者に自分の闘い、思いを伝えたかった。しかし、裁判以外の事(糖尿病等の体調)で、支援者に迷惑をかけたくなかった。」と、苦しかった闘いや、支援者に支えられて闘い続けられたことを語った。
記者から「ここまで元気に生きてこられたのは、大きなものに見守られてきたのですね。」との言葉も心に響いた。
12日、新潟・曹洞宗の野田さんからお手紙と署名52筆が届いた。お手紙に「~少しでもお役に立てれば・・・(一部抜粋)」とあった。野田さんからはこれまで何十回も署名を送って頂いた。
6月6日、愛媛の裕子さんから今治のタオルとお手紙を頂いた。お手紙に「~黒川みどりさんの狭山の本を図書館にリクエストしています。時間はかかるかもしれませんが再審開始への道を強く願っています。お二人ともお体に気を付けられて、希望に向かって進みましょう(一部抜粋)」と書かれていた。
「目からうろこ」。彼女の手紙は、気づかなかった闘いを私に教えてくれた。全国各地とは言わないが、多くの図書館にこの本が置かれていて、利用される人の目に触れ、手に取ってもらえたら。
各地の図書館にこの本をぜひリクエストしてもらいたい
皆さんの地元の図書館に
ぜひリクエストしていただきたい
いろんな所から
いろんな形で狭山の波を起こして頂きたい
裕子さんありがとう