2023年7月23日、日曜日、10時から狭山市駅西口デッキで狭山スタンディング。
主催は「狭山事件を考える入間地区住民の会」。
その前に東京のGさんとお連れ合いさんが現地事務所に来られた。おいしい「ピクルス」と、手作りの「合わせ味噌」と署名18筆を届けてくれた。
一雄は、毎日、豆腐、納豆、トマト、野菜、カリカリ梅を、時々こんにゃくや、里イモを食べる。豆腐も、こんにゃくも、納豆も毎日食べ続けると飽きるが、Gさんから頂いた味噌や、加須のAさんから頂いたフキ味噌のおかげで、飽きずに食べている。一雄のこれまでの元気の源はこのあたりにあるのだと思っている。

 
 車の中は狭山グッズで一杯

東京から狭山市駅での狭山スタンディングに欠かさず来てくださるGさんの車の中は狭山グッズ(スピーカーや三脚、狭山ボード)で一杯だ。

 9時半ごろ狭山市駅に行くともうNさんが来られていた。10時前には25人位。東京のGさんたち、所沢のえっちゃん、千葉からKさん、すぐ近くに住まわれているSさんとお連れ合いさん、Yさん、解放同盟入間郡協の皆さん、そして、6月23日川越駅でパネル展示と狭山リレートークをされた後、「狭山事件を考える入間地区住民の会」の再建総会(前会長さんが亡くなられた)をされ、その中心を担われてきた新しいメンバーの人たち。地元狭山で新しい風が吹いていた。

   

じっと立っているだけで汗がにじみ、ふらふらしそうになる中を、皆さんが「石川一雄の再審開始」を訴え、マイクを持ち、署名を集めてくださった。暑さでなかなか立ち止まってもらえない中を、それでも声をからして訴え続けた。

11時頃、署名をしてくださった人がいた。「石川一雄は84歳になりました。60年無実を訴え続けています。狭山事件をご存じですか?」と話すと「よく知っています。私は87歳です。私の年金はごくわずかでいくらもできませんがカンパします」と言って財布を出され、500円のカンパを頂いた。感激して「ありがとう」と言うと「がんばってください」と言って去って行かれた。
うれしかったなぁ!一雄とあまり変わらない年齢の人が通りかかり、狭山事件をよく覚えていてくれて、少ない年金の中からカンパをしてくださったのだ。暑さが吹っ飛んだ。温かい心や激励がうれしかった。不思議なもので力がもりもり湧いてきた。

   

この暑さの中を全国で狭山23デーを闘い続けて下さっている人たちがいる
事件発生から60年
みんな忘れても仕方ないのに
知らなくて仕方ないのに
狭山事件を忘れてはならない、狭山事件を何としても動かそうと、熱い闘いが続けられている
ただただ感謝! 

FB「狭山事件の再審を実現しよう」に各地の取り組みが紹介されています。

   

7月21日、ビデオメッセージとインタビュー(8月に滋賀県で開かれる「部落解放全国高校生集会・全国青年集会」への)撮影
撮影に来て下さったFさんから、地元群馬県の大和イモと、とれとれのトウモロコシをお土産に頂いた。おいしかったぁ (^^♪

 7月13日、東京Gさんから郵送で19筆の署名が届く。

 7月12日、一雄病院へ。年を重ねるとともに心配が増える。

   動かせ!「狭山」