近  況 2023年9月1日

 2023年8月31日、水戸市斎場で、桜井昌司さんの葬儀・告別式が執り行われた。8月23日に訃報が届いて1週間余り。
桜井さんのこれまでの闘い、生き方に、力や、希望を頂いた人たち、共闘の皆さんが駆けつけた。
喪主であり、昌司さんの闘いを支えられてきたお連れ合いの恵子さんが「石川さん、ありがとう。夫は最後まで石川さんのことを心に懸けていました」と話してくだった。涙があふれた。

「オレは幸せ者です。ありがとう」桜井さんのメッセージだ。

 8月30日は、27日に亡くなられた日本キリスト教団・丹波二三夫さんの葬儀・告別式だった。何をおいても駆けつけたかった。しかし、この日、NHKの取材が早くから入っていた。丹波さんは一雄の「見えない手錠」が外れることを強く願っていた。取材に精いっぱい答えることが丹波さんの思いに繋がることだと思った。

黒川さんが書かれた「被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件」を読まれたNHK・報道局のディレクターYさんが、興味を示し、「石川さんに会って話を聞きたい」との連絡を頂いていた。
黒川さん、岩波書店のYさん、NHKのYさんたちが30日、10時から現調をされた。その後13時から16時ごろまで、集会所での聞き取りがあった。期待はしているが、まだ実際に形になるかどうかわからない。
しかし、黒川さんの本がさまざまに多くの人の関心を呼び、広がっていることがうれしい。

   

 30日は忙しかった。朝からスマホの調子が悪く、「SIMカードが挿入されていません」とのメッセージが出て、電話もメールも出来なくなっていた。10時に事務所で皆さんに挨拶後、ドコモに。半時間以上待たされたが、係の人がSIMカードを入れなおし、電源を入れなおしただけで直ったようだった。
12時に、青年部の人たちと会う約束があるので、急いで帰ったが、やっぱり調子が悪い。画面は真っ暗だし、メールしようと思っても「本人確認ができません」と出る。きっと簡単に直るのだろうけれど、私はこのような事に弱い。
また9月1日、ドコモに行くしかない "(-""-)"

 30日、青年部の人たちが、寄せ書きを持ってきてくれた。8月19日~20日、滋賀県で「全国高校生・青年集会」が開かれた。私たちはビデオメッセージの参加となり、皆さんと直接お会い出来なかったが、「狭山分科会には110人を超える人たちが来てくれた」そうで、会場に用意した椅子が足りなくなって急遽、椅子を増やしたそうだ。「みんなが書いてくれた寄せ書きです」と寄せ書きを頂いた。
うれしかった。皆さんありがとうございました。

 この日の一雄のウォーキングは29911歩。
「今日は3万歩歩く」と言っていたが、3万歩に少し足りなかった。
一雄はその事がよっぽど悔しかったようだ。「今日は風が強くて、帽子が4回も飛ばされた。3万歩、歩いたと思っていたが、残念だ」としきりにぼやいた。

 29日、一雄病院に定期検診
 25日、保護司来訪