2024年は1月1日から地震で、被災された方々は大変な日々を送られている。国は、防衛費に莫大な予算を組んでいる。戦争に繋がる予算を削り、この予算を震災で苦しんでいる人に回したら、岸田さん、少しは支持率も上がるだろうに。
今は胸が痛み、テレビもあまり見ることができない。

そして今日は2024年1月14日。
一雄の85歳の誕生日。
この2~3年は、誕生日の度に、「元気でいてくれてありがとう」のことばしかなかった。
今日は、愛犬ココちゃんと一緒に祝おう。

昨夜は6時ごろから狭山も吹雪のような大雪で驚いた。明日は「真っ白」かな~と思っていたら、今日はいい天気だ。「狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックで「一雄さん、お誕生日おめでとう」と書かれていた。うれしかった。

昨日(13日)も、うれしいことがあった。東京にいる姪のアッチャンがケーキを持ってきてくれた。そして「明日は来られないから、1日早いけど」と言って、「ハッピーバースデー トゥ カズオさん」と歌ってくれた。一雄もうれしそうだったなぁ。
何年か前、東京・墨田で開かれた狭山集会の時も歌ってくれたので多分2回目の「ハッピーバースデー」の歌だった。その時「一雄さん、ケーキのロウソクを消して」と言われて、手で一生懸命ロウソクの火を消そうとしていたことを思い出す。

それから、姪と一緒に食事に行ったが、そのとき一雄が「杖を持っていく」と言って初めて杖をついた。
姪が「その方がいいよ。かっこいい杖だね」と応じた。杖は青森のNさんのお連れ合いさんが使っていたのを頂いたものだった。「杖をつくと支援者が心配するから」と言い、杖を持たなかった一雄だが。

 これまで一雄は「100歳まで生きる」と言っていた。いつも強気の一雄だが、最近少し気弱になった。
また、ますます頑固になり、二人でよくケンカする。二人とも耳が聞こえにくいので、大声になるので疲れる。

 「今年こそ 今年こそ」と言って長い年月が過ぎた。
何としても何としても、一雄の元気な間に再審開始、無罪獲得を果たしたい。