2024年1月26日、狭山弁護団お二人が狭山に来られた。
12月に大野裁判長が退官し、家令和典裁判長に代わった。
2月下旬には第58回の三者協議が家令裁判長の元で開かれる。第一回の家令裁判長との三者協議に向けての弁護団の方針や、課題等報告して下さり、石川の考え等を聞いて下さった。
目が見えにくくなったこと、耳が聞こえにくくなったこともあり、長く三者協議にも、弁護団会議にも出席していない石川のために、お忙しい中を狭山まで来て下さったお二人の弁護士と本部のYさん、弁護士事務所のFさんに深く感謝したい。
 私自身も耳が聞こえにくいため、弁護団会議に行っても、理解しにくいことが多かったこともあり、机一つを挟んでの弁護士の報告は有難かった。
寒い一日、狭山まで来てくださった皆さんありがとうございました。

 25日、午前中、保護司の来訪。

 午後から上野にある東京都美術館に出かけた。
寒風吹きすさぶ寒い日だった。一歩家を出ると思わずブルル。
狭山から上野まではそう遠くない。電車で1時間15分程。上野駅を降りるとたくさんの人。東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館等が並ぶ。その奥に東京都美術館がある。その横はパンダのいる上野動物園だ。40年以上前?母や姉と一緒にパンダを見に行った事を思い出す。まだパンダが来て間もない頃?1時間ほど並んで、パンダ舎の前で2~3分しかいられなかった。母も元気でアメ横に行ったり、横浜に行った記憶は鮮明だが、長い時間待って見たパンダの記憶はあまりない。

徳島の友人であり、同じ職場の上司でもあったNさん、今も「徳島住民の会」の総会等があれば忙しい中を駆けつけてくださるNさん。
1月20日~26日まで開かれていた「第65回記念太玄会書展」。Nさんの書に会いたくて出かけた。彼女は選考委員になられていた。

彼女の出された書、題名は「春」。
書は読めないが、解釈を読むと、「今年も春にめぐり逢えたという歓び」が書かれているそうだ。

久しぶりに電車に乗り、人込みを歩いたら疲れた。
近くで休んで紅茶とモンブランを。
普段は朝、愛犬ココちゃんの散歩で2000歩位しか歩かない。後はスマホは机の上。
この日は久しぶりに12000歩。
いい時間を過ごせた。 

   
 町田駅、押上駅での23デー(狭山事件の再審を実現しようフェイスブックより)

23日は「狭山デー」。
全国各地で狭山情宣行動が続けられている。
61年目に入った狭山闘争。
どんなに寒さが厳しくても、闘いは熱い。

 23日、一雄、病院へ定期健診
 22日、早智子、歯医者

 16日、ミサイさんからお手紙を頂いた。「~御ミサの中で一雄さんの85歳のおたんじょう日をお祈りして参りました。85年間、お恵みのうちに数々の祝福と試練を一雄さんが受け入れて、一雄さんのいのちが光り輝いておりますことを改めてお祝い申し上げます。
85年前は一雄さんはどこにもいなかった。でも、一雄さんはいま生まれてきた。お父さん、お母さんに望まれて・・・・ご両親の大きな喜びと皆様の深い温かい愛情に囲まれて。それが24歳になりました時、突然におおきな事件が発生して一雄さんの大きな苦難が社会に投じられ、社会の差別が少しでも緩和されるように全国の方々が支援に立ち上がった。一雄さん「あなたはこの世界でたったひとりしかいない大切な宝もの わたしがいつもあなたと一緒にいることを忘れないで」と神はおっしゃっておられる。~一雄さん『無罪』を祈願しています。~(一部抜粋)」
ミサイさんの「あなたは宝もの」のことばを噛みしめる。

一雄が命を懸けて闘ってきた狭山闘争
守ってきた命
あなたは私の宝もの