NHK 2月26日の「おはよう日本」の放送
2024年2月26日朝7時半頃、NHK「おはよう日本」で「再審制度の課題 なぜ審理は長引くのか」をテーマに狭山事件、石川一雄が取り上げられた。
9分程の時間だったが、再審制度の問題点等が、狭山弁護団・事務局長の竹下弁護士や、成城大学の指宿教授のお話等で伝わったのではないか。指宿教授の「再審は証拠開示のルールが無いことが長期化に繋がっている。証拠は真実を発見するための公共財産」と話されていた。当たり前のことが当たり前でなく、無実を訴える者に大きな壁となって立ちはだかっている。
昨年12月、弁護団、石川の訴え、52万筆を超えた「鑑定人尋問を行え」の市民の声を無視し、定年退官した大野裁判長。袴田さんの弁護団が「裁かれるべきは日本の司法制度」と訴えていたが、裁判官として、一人の人間として、これほど多くの証拠を提出し、60年も無実を訴え続けている石川一雄の叫びに耳を傾け、真実を明らかにしたいとの気持ちが湧かなかったのか。
一雄は61年間「見えない手錠」に縛られ続けている。
写真は滋賀のYさんがスマホをテレビにかざして動画を撮ってメールで送ってくださった。ありがとう(*^-^*)
26日早朝、手紙を3通書く。ココちゃんの散歩に行く途中、郵便局からレターパックを投函、朝食の準備。6時20分頃朝食。(普段は7時半ごろ) 6時30分からテレビを見る。7時半頃「狭山」が。放送後、一番に電話を下さったのが鎌田慧さん。「さっちゃん良かったね。多くの人が見てくれて、NHKに感想等送ってくれたらいいね。」と。この日はメール、電話、ファクスが一日中続いた。たくさんの人が見て下さり放送を喜んで下さった。さすが全国放送。
27日16時から、58回目の三者協議。家令裁判長になって初めての三者協議なので、久しぶりに私たちも裁判所に行く。三者協議には出られないが、すぐに報告が聞きたかった。家令裁判長は今回初めてなので、弁護団はこれまでの簡単な経過の説明や、証拠開示を求めたようだ。家令裁判長に迅速で公平公正な裁判をされるよう強く求めたい。
28日、一雄は午前中病院へ。看護師さんから「石川さん、NHKのテレビ見たよ。頑張ってください。」と話しかけられたそうだ。午後からビデオメッセージの収録。