近況 61年目の狭山
全国女性集会で手話による「差別裁判打ち砕こうを!(2024年5月18日) |
2024年5月18日~19日、「部落解放第67回全国女性集会が群馬県の「Gメッセ群馬」で開かれた。車で1時間半の場所にある。
18日は土曜日だったので、渋滞を予想して、12時半開会なので、1時間早く、10時に出発した。高速道路に入るとすぐに渋滞。15キロ走るのに50分。"(-""-)"
遅れるかもしれないと連絡を入れたが、そのあとはスムーズに流れ、12時20分、何とか到着。ヒヤヒヤドキドキした。車はこれがあるからなぁ。
会場入り口には群馬県連女性部や多くの人たちが拍手で迎えてくれていた。元気が出る。
2日間の日程で、1日目は全体集会、2日目は分科会となっているが、今回は、一雄の体調を考慮して、はじめて全体集会だけの参加になった。
女性集会は活気がある。力強いパワーあふれる女性集会が私は大好きだ。各県連の女性たちが荊冠旗を掲げ入場。女性が主役だ。
感動したのは、舞台で女性たちが手話で「差別裁判打ち砕こう」を歌ってくれた事だ。
うれしかったなぁ~。力をもらったなぁ~
一雄は「今が正念場。皆さん方にご迷惑をかけるが、もうひと踏ん張り支援をお願いしたい。100歳まで生きるつもりだが、私の元気な間に勝利し、権力犯罪を満天下に知らせたい。家令裁判長の英断を期待したい」と支援の訴えをした。
狭山現地事務所で(添田連協・女性部の皆さんと) |
5月17日は忙しかった。
午前中は保護観察官との面談。午後から狭山弁護団との打ち合わせ。午後5時頃から福岡・添田の女性部の現調。18日から、群馬県で全国女性集会が開かれるので、一日前に来て下さった。添田の皆さんは関東周辺に集会があると必ず狭山まで足を延ばしてくださる。「福岡から狭山までは遠く、なかなか来られないが、近くに集会等で来るときは狭山に来て、現調をし、狭山の闘いの原点を確認し、石川さんに会いに来たい。」と、青年部、女性部、子ども会、住民の会、共闘の皆さんのメッセージを持って来てくれる皆さん。一番多く狭山まで来てくれる皆さん。「8月には東京で全国高校生集会、青年集会があるのでまた狭山に来ます」と言ってくださったKさん。このような多くの人たちの温かい支援と闘いに支えられて狭山の闘いがある。
5月19日、埼玉の「東部市民の会」から署名102筆が届く。「南越谷スタンディング」、「5・3憲法集会」、「越谷メーデー」等で頂いた署名だ。Mさんからのお手紙に「~ニュースレター20号お送りします。~5月23日は恒例の23南越谷スタンディングを1時間早めて10時から11時まで行い、日比谷野音に行きます。会場でお二人にお会いできるのを楽しみに。~ 7月7日の越谷集会はよろしくお願いいたします。(一部抜粋)」と書かれていた。
5月16日、大阪のHさんより署名51筆が届いた。5月12日、「ピースフェスタinおおさか2024」で大きなのぼり旗を掲げて、組合の皆さんが集めてくださったものだ。お手紙には「12日のイベントで集めた署名です。5月23日、日比谷でお目にかかります。」と書かれていた。
この日、午後から読売新聞のインタビュー。
5月14日、「狭山事件にとりくむ東葛住民の会」から78筆の署名が届く「~5月3日に行われた『2024年かしわ市民憲法集会』また『東葛住民の会』の定例情宣行動で頂いた署名です。『何もしなければ『0』。『0』と『1』には雲泥の差がある』というのは確かだと思いますが、この言葉に甘えることなく活動していきたいと考えております。~(一部抜粋)」と書かれていた。
全国で、多くの個人、団体が、いろいろな場所で、創意工夫しながら、狭山の署名を集めてくださっている。61年前の狭山事件にこれほどの闘いが続けられているのは奇跡に近いように思う。
5月19日、熊本のIさんから大きな大きなスイカが届く。一雄はスイカが好きでスイカの皮まで塩漬けにして頂く。Iさんの「一雄さんお元気で」の声が聞こえる。
2024年5月23日、61年目の狭山闘争。日比谷野外音楽堂に多くの人が闘いに参加される。
狭山闘争には熱と光がある
この熱と光が 狭山の闇を切り裂く
怒りも 悲しみも 切なさも すべてを飲み込み
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