近況   2024年5月25日

 61年目の5・23狭山集会翌日の5月24日、毎日新聞、読売新聞、埼玉新聞に大きく狭山集会の記事が載った。24日朝7時過ぎには徳島のSさんから「徳島新聞に狭山集会の記事が載っている」とメールが届いた。
24日は午前中、福岡からOさんと、介助者の方が現調に来られた。

   

Oさんは22日、高裁・高検に要請行動。23日狭山集会。24日、狭山現調に来られた。
「熊本・住民の会」の坐りこみ行動や、「狭山事件を考える福岡市民の会」の活動に参加し、またさまざまに狭山を発信し続けている。
長い時間、一雄と膝を突き合わせ話していたOさん。
頂いたお手紙には「今回持参しましたクッキーは『狭山事件を考える福岡市民の会』会長のTさんが作ってくれました。皆さんで食べて頂ければありがたいです(一部抜粋)」と書かれ、おいしいクッキーを頂いた。また、5月16日西日本新聞、高検・高裁への要請文(コピー)、「狭山事件を考える福岡市民の会」のチラシ、署名53筆と、ずっしりと重いお土産。

   

狭山まで来るだけでも大変なのに、できる限りの行動と一杯の思いを持って来てくださったOさん。そして介助者の方。
ほんとうにありがとうございました。

 23日、狭山市民集会に来てくださった足利事件の菅家利和さんがこの日、本部のYさんと9時過ぎに現地事務所に。
午後1時からは「静岡第一テレビ」の取材があった。
袴田事件は5月22日に裁判が終わり、9月26日には判決が出る。「袴田さんと東京拘置所で6年くらい『死刑囚』として共にえん罪を訴え闘っていた石川さんの取材をしたい」ということだった。午後3時過ぎに終わった。
4時頃から菅家さん、Yさん、私たち4人で食事に行った。
久しぶりの外食。
一雄は朝食も「欲しくない」と言って食べなかったので、この日初めての食事だった。
えん罪で囚われ、拷問のような取り調べを受け、『殺人犯』にされ苦しんできた二人。菅家さんは未だえん罪が晴れず、苦みの中にいる一雄に心から優しい。二人には何も言わなくても通じるものがある。
一雄は食事がとてもおいしかったという。(*^-^*)
24日も忙しい1日だったが、菅家さんと一緒でよかった。
みんな温かい。

 5月21日、北足立郡協の狭山パネル展、また23デーで「県南石川一雄さんを支援する会」の情宣行動で頂いた署名138筆と、F邦子さんから長い長いお手紙をいただいた。『今回は直接二人に送りたかった』と書かれていた。少し体調のよくない一雄を励ましたかったんだなぁ、とその心に触れた。

 5月21日、東京・墨田の京子さんからお手紙と、皮にカレンダーをあしらって作った世界に一つのティシュケース、小物入れ等送ってくださった。S先生が作ってくださったそうで、「一雄さん使ってください」と書かれていたが、本当に素敵なので、ティシュケースはやっぱり現地事務所に置いて皆さんに見て頂こう。

 5月25日 加須のAさんからおいしいフルーツトマトが。
いつも思うのだが、闘いは厳しくとも、温かさに包まれて、私たちは生きている。