近 況    

 いよいよ明日(9月26日)は、袴田巌さんの判決が出される日。
2㏤、一雄は毎日新聞の取材で「無罪判決は当然のこと。100パーセント無罪判決と確信している。検察は、控訴しないでほしい。これ以上苦しめないでほしい。これ以上人生を奪わないでほしい。巌さん88歳、秀子さん91歳、残りの人生を心軽やかに過ごせるように」等と答えていた。
 明日は二人で裁判所まで行き、その瞬間を待ち、ともに喜びたい。司法の信頼を取り戻すチャンスだ。そして次は狭山だ!
忙しいと思いながら、2㏤、10時頃秀子さんに電話した。とても生き生きした声で「ありがとう がんばります」と。がんばらなくてよくなるのはもうすぐだね。


 部落解放同盟・群馬県連女性部の現調  9月24日

 この日は暑さも和らぎさわやかな一日だった。
 長く狭山を支援し続けてくださっている群馬県連・女性部の人たちがバスで狭山に来てくださった。
現調の後、現地事務所で一雄がこれまでの支援のお礼や、最大の山場に来ている狭山の闘いのさらなる支援のお願いをした。皆さん、その間中「そうだよ。そうだよ」と相づちをしながら、「一雄さん、共に元気でいようね。絶対勝つから」と一雄を励ます。お茶の間で話をしているような温かい雰囲気。高齢の女性たちが多かった事もあったのだろう。足が痛い中を遠くから来て現調をされ、「私も足が痛くて。でも11月1日の狭山集会には行くから。お互い元気でいようね」と一雄をねぎらってくれる人たち。一雄もリラックスしていっぱい話していたなぁ。お母さんと話しているような気持ちなんだろうなぁ、と推測する。また2時間余りかけてバスで帰られる皆さん。ありがとうございました。


 午後4時頃、毎日新聞・K記者からの取材


 「狭山事件を考える入間地区住民の会」
の狭山市駅情宣

 9月23日、10時から狭山市駅西口での情宣。この日は、関西から沢山の仲間が来てくれた。
「狭山事件の再審を実現しよう・市民のつどいin関西実行委員会」「狭山事件の再審を求める尼崎市民の会」「釜ヶ崎」、そして東京や、埼玉各地からの仲間たち。
「入間地区住民の会」は再建されて2年余り。「尼崎市民の会」は結成1年余り。狭山事件発生から61年経つ今も、市民の会、住民の会が「結成」されているこの狭山のエネルギー。

   
   

この日、狭山市駅西口は40人近い人たちの熱気であふれた。埼玉、大阪、兵庫、京都、三重、奈良、東京。
夜行バスや、新幹線で狭山まで来てくださった皆さん。
狭山の闘いには、熱と光、そして温かさと強さがある。信念を持って社会正義を求める人たちの力がある。


「狭山事件の再審を実現しよう!市民のつどいin関西実行委員会」の現調

 9月23日、狭山市駅情宣行動に合流。10時から11時まで情宣行動。その後現調で「真実のコース」「でっち上げのコース」を回られた。
午後2時前に現地事務所に着かれた皆さん。その後、入間住民の会や、埼玉の皆さんと交流会をした。昼食はコンビニのおにぎり。(きっと時間がなかったんだろうなぁ)
お一人,おひとりから感想や、思いが語られた。それぞれの狭山の闘いがあり、人生が感じられた。
越谷で狭山の情宣行動の後、急いで交流会に114筆の署名を持って駆けつけてくださったMさん。
「狭山事件の再審を実現しようin関西実行委員会」からは318筆の署名を頂いた。
とても充実した、素晴らしい一日を過ごせた。
狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックに詳しく報告がされています。

 
 沢山の椅子を持ってきてくれました


皆さんの闘い、皆さんの思い、皆さんの志が、きっと司法を動かす。
そう思える一日でした。

加須のAさんが椅子を一杯車に積んで持ってきてくれていた。その優しさが多くの人の共感を呼んでいるのだなぁ。


 9月21日  「こもれびの会」

日本基督教団・狭山教会で午後1時から「こもれびの会」があった。狭山の地元で小さな集まりをしたいというYさんの思いがこの会につながったそうだ。
教会をお借りして、「小さなお話の会」を7月から月1回続けている。
9月21日、第3回目のテーマは「狭山事件」。だれが講師というのでなく「それぞれの狭山・私の狭山」が語られた。
きっと、このような会が全国にたくさんあるんだろうなぁ、と思う。
実は、私は左の耳は突発性難聴でまるっきり聞こえない。右の耳は年齢からくる難聴で聞こえにくい。お話を聴くことはなかなか厳しくなってきたが、教会のN牧師さんからヘッドホン?のよう なもの貸していただいた。驚き(*^_^*) よく聞こえた。それだけで疲れないし、ストレスがない。
少しの配慮で障がいのある人も楽になるんだなぁと実感。
忙しい毎日だが、充実した日々を送っている。


9月21日 テレビを見ていたらAM4時50分~5時20分まで,テレビ朝日で「でっち上げ~袴田事件  58年の叫び~」をしていた。
「そうだ、そうだ」という内容で、最後の方には袴田秀子さんが「次は狭山の石川一雄さん」と話されていたのもうれしかった。
私は録画ができない"(-""-)"ので残念に思って、滋賀のYさんに「よかったけど録画できなくて残念だった」とメールしたら、Yさんから滋賀は翌22日4時50分から放送なので録画しておく」と返事があり、早速23日にはDVDを送ってきてくれた。
”打てば響く”彼女の対応にびっくり!感謝!
DVD何度も見てる。Yさんありがとう。