11月16日の現調と近況
11月16日11時から「大人の学校」の現調
狭山市を中心に、さいたま市、所沢市、入間市、川越市、飯能市、そして千葉県等から「生活クラブ生協」等の活動をされている人たちが現調に来てくださった。20人位だったが、ほとんどの人が、現調は初めて。
現地事務所で皆さんに挨拶や、支援のお願いをさせて頂いた。狭山市近郊にお住いの方が多かった事もあり、事件のことをよく知っておられる方も多く、温かい言葉を頂いたこともうれしかった。一雄も、「別件逮捕されてからすぐ、毎日のように狭山事件の犯人扱いのような取り調べを受けた。文字を知らない私に朝から晩まで『脅迫状はお前が書いたんだ。まちがいない』と責められ続けた。私が『文字が書けないから脅迫状は書けません』と何度言っても聞いてくれなかったことや、東京拘置所で正義感ある看守さんに出会い、私の無実を信じて『多くの人に無実をわかってもらうには、文字を覚えて、手紙で真実を訴えなさい』と諭され、それから朝から夕方まで、時には夜中まで文字を覚えるために必死に勉強をしたことなどを話し、『これまで狭山事件の証拠は隠されていたが事件発生から47年たって、裁判所からの証拠開示勧告が出て少しづつ証拠が開示されていった』こと、『科学の進歩で新しい鑑定を出した』ことなど、石川無実を明らかにする証拠が今裁判所に提出されているので、それらを鑑定(事実調べ)をしてほしい」と、訴えた。
また「現在の再審法では、再審開始決定が出ても、検察の異議申し立てで、何時まで経っても裁判が始まらず、いたずらに時間ばかり過ぎるので再審法の改正が必要なので、ご協力を」と訴えた。
皆さん「再審法改正(刑事訴訟法の一部改正)を求める国会請願署名」や、東京高裁に「事実調べを求める」署名をしてくださった。
ありがとうございました。
同日、朝、福岡県古賀・新宮地区協議会・女性部から千羽鶴と敷物がたくさん送られてきた。
以前にも送っていただいたが、皆さんに一つひとつ、心を込めて折っていただいた鶴。狭山の勝利と一雄が元気で闘い続けられるように、との祈りがこもっていた。うれしかったなぁ。皆さんありがとうございました。
同日、解放新聞全国版のインタビュー
2024年も、まもなく終わる実感。2025年こそ、「事実調べ、再審開始 」を強く願うと同時に、支援者の皆さんや、一雄が元気に過ごし、皆さんといっぱいの笑顔に出会えますようにと願う。
11月15日、10時、車の修理。警告灯がついていることや、カーナビが動かないのでマツダに行く。午後3時過ぎには修理が終わったとの連絡があった。ホッとした。
11月14日、徳島の友人が東京・国立新美術館の「第11回日展」に「書」を出品しているので朝、9時半に出かける。六本木の「新国立美術館」まで1時間半弱。
友人Nさんは、同じ職場だった。私が狭山に来てから「徳島の住民の会」に入り、忙しい中を毎年「住民の会の総会・狭山学習会」に来てくれていた。徳島新聞に狭山記事が載ると必ず郵送してくれた。私が職場を辞めてから28年。徳島にいつも支えてくれる友人がいる。
そして14日は、普段の生活から離れて、ゆっくりとした時間を「新国立美術館」で過ごし、ゆっくりとコーヒーを飲む時間を頂いた。
Nさん、いつもありがとう。
11月14日、埼玉新聞、読売新聞に、埼玉市浦和区の浦和コミュニティセンターで11月16日まで開かれている「狭山パネル展」開催の記事が掲載されていた。「県南・石川一雄さんを支援する会」主催だ。皆さんが世論に訴えようと創意工夫していろいろと取り組んで下さっていることにただただ感謝だ。
11月13日 三者協議の報告と、ビデオメッセージ撮影のため、YさんFさん狭山に
同日、福岡のTさんがおいしい柿を、所沢のえっちゃんが菓子を送ってくださった。
毎日が慌ただしく過ぎる。