近 況   2024年12月3日

「グレートウーマンに会いに行く」  みずほチャンネル  12/2

 12月2日、参議院議員会館に福島みずほさんに会い行った。ユーチューブのみずほチャンネルで「グレートウーマンに会いに行く」という企画がある。それに出ることになったのだ。「なぜ私が?」と思っていたのだが、友人のメグさんが強力に推薦、プッシュして下さったらしい。みずほさんは、最近本も出版(「グレートウーマンに会いに行く」現代書館 2500円+税)され、様々に活動されている22人のグレートウーマンとの対談がまとめられている。
 法律、介護、教育、平和運動、労働運動、ジェンダー平等、等々の分野で道を切り拓いてきた女性たちと福島さんとの対談だ。本を読み、ユーチューブを見たが、少したじろぐ。対談された女性たちと、私は少し違う。私はたまたま被差別部落に生まれた。部落差別が根底にある冤罪「狭山事件」の犯人とされ、無実を訴え続けている石川一雄とたまたま結婚。それからともに冤罪を晴らす、部落差別やあらゆる差別をなくす闘いを石川とともに歩んできた。自らが道を切り拓いてきたとは言い難い。部落差別の厳しさや、えん罪の不当性に対しての怒りは誰にも負けないくらいあると自負しているし、365日闘いの日々であり、人の温かさ、冷たさを感じる日々でもある。今は弁護団が裁判所に要請している鑑定人尋問が実現し、再審開始されることをひたすら待ち続けている。一雄は2025年1月に86歳になる。まだまだ元気だが、目、足が少し不自由だ。何としても一雄が元気な間に、鑑定人尋問、再審開始が実現するよう、できることは何でもしたいと思う。みずほさんとの写真撮るのを忘れていた"(-""-)"。対談では緊張していたのだろうなぁ。
最近パソコンを変えた。なかなか慣れないし、マウスも自由に扱えない。一雄の抱える苦しみや、希望を、カラッと晴れる天気のように、さわやかにしたい。一雄の屈託のない笑顔がいっぱい見たい。


11月30日、福岡の昭子さん、岐阜の玲子さんから、プレゼントが。27日には署名が届く。

   

昭子さんは今酸素ボンベが離せない生活をされているが、これまでも「さっちゃん人形」や、不要になった傘で作った帽子、手提げ、腕カバー等、「現調に来られた人に差し上げてください」と何十回送ってくださったかわからない。お手紙には「体は自由に動けなくなりましたが、遠くに離れていても、心はいつもお二人のそばに(一部抜粋)」と書かれていた。
玲子さんからはお連れ合いさんからのお手紙が。「家で原木シイタケをつくっています。30分以上陽に当てると栄養が増すので陽に当ててあります。体に良いと思いますので是非、召し上がってください(一部抜粋)」と書かれていた。
11月27日「狭山事件にとりくむ東葛住民の会」から36筆、東京のGさんから261筆の署名が届いた。皆さんの「石川さん元気でいてください」の声が聞こえる。ありがとうございました。