2024年12月23日10時から11時まで「狭山事件を考える入間地区住民の会」の今年最後の情宣行動は川越駅。
寒い一日だった。通り過ぎる人もポケットに手を入れたまま、なかなかチラシを受け取ってくれないし、署名も集まらない。それでも集まった12人のメンバーは、マイクを握り、ビラを配る。署名のお願いに声をからす。
「署名します。」声をかけてくださった人がいた。「ありがとうございます」と答えると、「さっきチラシを頂いてそのまま通り過ぎたのですが、チラシを読んで、引き返してきました。再審法も変えなければいけないですね」と、「再審法改正(刑事訴訟法の一部改正)を求める国会請願署名」と、高裁への「事実調べを求める署名」をしてくださった。力がわいてきたなぁ。
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遠く千葉から情宣行動に来てくださったKさん。毎回参加してくださっているBさんから「11月16日、『大人の学校』から一緒に現調にきていたKさんから預かってきました『写真をありがとうございました』とのことでした。」とカンパを頂いた。あの日、記念写真を撮ってみなさんにお渡ししたのだ。Kさん、ありがとうございました。
この日、「同志Aさん」から送っていただいた、「石川一雄さんに笑顔を!」と書かれた横断幕を初めて持っていった。すっきりとしてとても目立った。ありがとうAさん。
全国各地で繰り広げられている23デー情宣行動。寒い中を熱く闘い続けてくださっている皆さん。ありがとうございました。
「狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックに、各地での情宣行動が報告されています。
同日、午後3時から新年のビデオメッセージの撮影に中央公民館に。
一雄が「いつもお世話になっているのでお礼に撮影が終わったら食事をしよう」と言ったのでビックリ (*_*)。これまでで初めてのことだ。撮影に来ていたFさん、本部のYさん、Aちゃんと私たちの5人で初めての楽しい食事だった。一雄も楽しそうだったなぁ。
家に帰ると、東京のAさんからたくさんのカンパが。お手紙には「~よいお年を、ウナギ送ります。召し上がって元気になってください。~(一部抜粋)」と書かれていた。あったかいなぁ。
東京のSさんから石蕗の苗が届いた。お手紙に「~一雄さんの短歌に書かれている石蕗の花、寒風にも耐え、花を咲かせ続ける様を、一雄さんの心の強さと、無罪を勝ち取る想いが、表現されていて、私の心の支えにもなっている句です。~私たちも鑑定人尋問、再審開始を勝ち取るまで最後までともに闘います。~(一部抜粋)」と書かれていた。20年近く前、お連れ合いさんの実家に一泊し、高原野菜を採ったり、近くの温泉に入ったりした楽しい時間を思い出す。私たちにとって、初めての出来事だった。
兵庫の美也子さんから「宝塚市民の会」の情宣行動で頂いた署名48筆が届いた。「~少ない枚数ですが年内に届けます。12月21日、いつもの座り込み銀座でビラ配布します。(一部抜粋)」と書かれていた。
12月22日、三重県の明ちゃんから今年もシクラメンの花が届いた。
以前「体に気を付けてください」とトレーニング器具「FootFit3」を送ってくださった東京の敦子さんからブルーベリージュースやたくさんのジャムが。
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なかなか動かない狭山の闘い、年を重ね、体が思うように動かなくなった一雄に、少しでも元気になってもらいたいとの、皆さんの想いが伝わる。
いつもは2通くらい書いている手紙。23日は6通。
みなさんに元気を頂く日々だ。
再審法改正の動きや、狭山の新しい鑑定が出されたこともあり、2025年は勝利に近づくいい年にきっとなる。