あの日から
あの日から今日(2025年5月11日)で2か月
5月10日、素敵な鉢植えの花が2つ届いた。桜井恵子さんからだった。彼女からメールを頂いていた。「もうすぐ月命日ですね。鉢植えの花を贈らせて頂きました。10日にお届けの予定です。お花は一雄様と共に闘い続けてきた昌司さんの思いも込めて贈らせていただきました。一雄さんの真っすぐに一途に信念を貫いて生きられたことへの敬意を込めさせて頂きました。もう一つ、昌司さんの好きだった元気の出る色、黄色い花を一緒に送りました。私から早智子さんへ。どうぞくれぐれもお身体を労わりながら、頑張って下さいますよう、お祈り申し上げます」
素敵な鉢植えの花と彼女からのメッセージに涙がとまらなかった。すぐにお礼の電話をかけたが、涙で声が出なかった。本当にありがとう。
10日、昼頃、徳島からマイクロバスで皆さんが到着した。9日・夜中の12時に徳島を出発し、交代で運転をしながら、車中泊をし、今年も17人が狭山に来てくださった。
埼玉・加須のAさん、越谷のMさんも合流された。フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」管理人のミカさんも。
4月16日の追悼集会の時に流したショートムービー「見えない手錠を外すまでー石川一雄さんを偲んで」(金聖雄監督)の上映をした。短い映画の中に、徳島での海水浴のシーンや剣山に友人たちと登ったシーンが収められている。徳島が大好きだった石川のうれしそうで楽しそうな笑顔がいっぱいでてくる。
みんなと会っていると元気になる。もっともっとしっかりしなければと思う。
一雄がメモ書きに残していた短歌を今日も見ている。
「次の世も生まれし我は此のムラに兄弟姉妹と差別根絶」
いつ書いたのか?多分2024年11月頃から、2025年1月頃に書いたものだと思う。
彼の思いがよくわかる短歌だ。