近 況 2025年5月19日
5月17日~18日、鳥取県で部落解放第68回全国女性集会が開かれた。
久しぶりの参加だったが、何時も一緒にいる一雄のいない集会。
これから、毎回このような喪失感と悲しみを覚えながらの集会が続くのだろう。
温かく迎えてくれる皆さんの声、顔に出会うたび、皆さんにお礼を言うこともできず、頭を下げながら涙がこぼれる。
全体集会、翌日の狭山分科会。
一雄が急逝して二か月と一週間。
この間、本部のYさん、狭山弁護団のFさん、本部、埼玉県連や、多くの人たちにサポートをしていただきながら、ここまで来た。
全国各地から激励のお手紙や寄せ書き、たくさんの花等頂いた。本当にありがとうございました。
全国女性集会で、頑張ってきている参加者皆さんの姿に出会った。
40数年前、獄中から「差別からの解放、狭山裁判の勝利は闘うことでしか勝ち取れない。立ち上がって共に闘おう」との一雄のメッセージに出会った時の、私の心の震え、歓喜をもう一度かみしめる。
どんなに苦しくとも、どんなに悔しくても、いつも前を向いて闘い続けてきた一雄。
全国女性集会の中で感じた「私たちがいるよ」との皆さんからの温かいエール。
このまま悲しんでばかりいても前に進めない。
一雄が、叫び続けた「私は無実」の絶叫(2024年2月の短歌)
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命の続く限り、私も叫び続ける。
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どんなに忙しくても、常に寄り添って下さったYさん、Fさん。心配ばかりかけた埼玉のAさん、Mさん。兵庫のMさん。多くの人の闘いと思いを胸に刻んで、これから私のスタートを切る。
さぁ 今度は5月23日の狭山集会
一雄の追悼集会だ。
多くの人に来ていただきたい。
一雄も鶯になって5・23の日比谷の空を飛んでいる。