部落解放 7月号 2025/872号(解放出版社 600円+税)

部落解放7月号は特集「石川一雄さん追悼」号だ。何度も繰り返し読んでいる。
特に片岡明幸さん(部落解放同盟埼玉県連委員長)が
2008年、証拠開示を求めてジュネーブの国連本部に行った時のことが書かれていた。
国連で、一雄は証拠開示を求め訴えた。
最後に「アイアムイノセント(私は無実です)と結んだ。
その後、氷に閉ざされたモンブランに登った。山の上でココアとドーナツを食べた。
これまで食べた中で一番おいしかった。
獄中で共に冤罪を訴えながら闘った桜井昌司さんと再会し、その後交流が続いた。
「もう一度ジュネーブの国連に行きたい」と言っていた一雄。
一番楽しかった思い出だ。