近 況

 2017年も幕が開けましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
狭山闘争もいよいよ勝負の年。勝利を目指して闘いを進めます。今年も皆様方のご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 沢山の年賀状を頂きました。皆さん方の狭山に懸ける期待や、思い、闘いに大きな力を頂きました。ありがとうございました。
  1月4日、兵庫県の「狭山再審を求める市民の会・こうべ」Tさんより今年初めての署名12筆が届きました。
 1月10日には岩手県のWさんから5筆の署名と「細々ではありますが、署名活動を続けています。今後も私自身の事と思い少しでも署名活動を続けます。(一部抜粋)」とのお手紙を頂きました。皆さん方のこの思いが狭山を動かしています。
 1月6日、保護司さんの来訪。

 石川は今年運転免許証更新の年。75歳以上なので講習予備検査(認知機能検査)と高齢者講習を受けないと免許証の更新が出来ないとの通知が来た。一昨年8月、白内障の手術後、目が見えにくく、ずっと病院に通っていたこともあり、心配したが、1月6日、検査も講習も「良好」で75歳以上では優れているとの結果で、うれしそうだった。彼は車の運転をするのが好きで、1994年に仮出獄して一番に挑戦したのが車の免許取得だった。57歳にして初めて免許証を取ったのだ。100点を取るために頑張ってきた学科試験が98点だったと未だに悔しがる石川のその思いを私はずいぶん長い間解らなかった。98点が悔しかったのではなく、生まれて初めて自分の力で取れた免状が嬉しかったのだ。小学校も満足に通えず、中学校は一日も行く事が出来なかった彼にとって、100点を取りたかったのだろうが、免状を取れた嬉しさの表現がこのような形になったのだと思う。1月10日、狭山警察所でなく、所沢警察所で新しい免許証の交付を受けた。本当の所、私は、高齢者講習を受けることを心配していた。狭山闘争の重要な時期に、万が一、事故があれば、との思いで、彼はこの4~5年車に乗っていない。石川は車や、車の運転が好きなのだ。裁判が始まり、勝利すれば彼に好きなだけ車の運転をしてほしい。そのためにも免許証の更新がスムーズにいってほしいと思っていた。ほっとした。

 毎年、私たちは年末、年始をふるさと徳島で過ごしていたが、今回は狭山で新年を迎えた。昨年は狭山が大きく動いたこともあり、特に忙しくしていたので、出来なかったことがたくさんあり、年末、年始でそれらを片づけたいと思っていたのだが、結局思っていたほどに片づけることもできず、特に31日から1月2日までは、殆ど何もしないで過ごしたが、逆に、いつも何かに追われ、急かされるような思いで過ごしていたので、落ち着かなかった。3日、これまで石川の詠んだ短歌を整理しようと思ったが、書き残していない短歌が多いことに改めて悔んでいる。石川にとって歌を詠むことも闘いの歴史であり、私にとって「えん罪 狭山事件」のホームページを続けることが一つの闘いだったのだと思う。文章を書くこと、パソコンに触る事、全て苦手な私にとってホームページを16年間続けて来られたのは、多くの人に応援してもらったからだ。

   

 ホームページを見直していたら、2009年9月から三者協議が始まり、12月に門野裁判長が8項目の証拠開示勧告を出したこと、高裁前アピール行動は2010年3月23日から始まったことなどが書かれ、一つひとつの事が思い出された。

 狭山現地事務所の桜の木に、多くの小鳥が来ている。メジロ、すずめ、モズ?ヒヨドリ?そして名前も知らない小鳥たち。現地事務所に生っているミカンも数少なくなった。
 いつまで来てくれるかな~