近 況

 2017年2月3日 大学病院・眼科に診察に行く。最近2カ月ほどは日に日に目が見えるようになり、石川の表情に明るさが帰って来ていた。昨年まではよく転んでいたが、それもほとんどなくなり、ジョギングはまだ出来ないが、高裁前アピール行動や、集会が無い日は毎日のように歩いている。糖尿病は運動療法と、食事療法がすべてだと言われるほどだが、石川の場合は「過ぎたるは及ばざるが如し」のような気がするほどだ。診察の結果、目はだいぶ良くなってきているようで、先生に「少しずつ目が見えるようになり、おかげさまで運転免許証の更新もスムーズにいきました」と報告していた。狭山を勝利するために、各地に狭山の訴えに行ったり、読み物、書き物が多い石川にとって、最近読むこと、書くことに不自由し、イライラしていた様子を見ていた私もホッと胸をなでおろす。今迄毎月、病院に通っていたが、次の診察は5月ということになり、しばらく様子を見ることに。一安心だ。
 病院から帰ると山梨のMEGUさんから宅急便が届き「早智子さん、ちょっと早いですがお誕生日おめでとうございます。~略~私の大好きな風の館の絹鞠です。風に揺れている姿を疲れた時ぼんやりと見ていると癒されます。ささやかですが。どうぞお体第一にさっちゃんを生きて下さい。大好きな早智子さんの人生に乾杯 (^-^)(^-^) (一部抜粋)」とのメッセージも頂いた。MEGUさん やさしいな~ ありがたいな~   

 2月2日は第31次高裁前アピール行動日 石川は風邪気味だったので、アピール行動を終えてすぐ家に帰った。加須のAさんから「2月18日、加須の集会に来て下さるのを楽しみにしています。~略~高裁前は広く深く温かく、人と人が、運動と運動が繋がる素晴らしい場所だと実感しています。石川さんの不屈の闘いによって作り上げられた、狭山闘争の宝物なのではないかと思っています。でもあまり頑張りすぎずにいて下さい。何事も元気でいればこそ・・・・ですからね。(一部抜粋)」とのメールが届いた。毎回必ず高裁前に来て下さる彼女を、前回は太陽と比喩したが、でも月のほうがぴったりかもしれない。いつも静かにやさしく見守ってくれている。

   
現地調査も行った  菅家さん 石川 桜井さん 

 2月1日、金聖雄監督が、足利事件の菅家利和さん、布川事件の桜井昌司さん、石川との「獄友(ごくとも)」の撮影の為狭山に来られた。共同通信社も取材に来ていておおがかりな撮影になった。残念なのは布川事件の杉山さん(2015年10月死去)がいないことだ。桜井さん、杉山さんの個性豊かなお二人に石川は大いに励まされたものだ。仮出獄で出た3人の交流が始まったのは2008年10月、スイス、ジュネーブの国連に行ったときからだった。桜井さんも、国連の人権規約委員会で、冤罪を訴えに来ていたのだ。あれからもう10年近くになるんだな~と感慨深そうに話す二人。何も言わなくても苦しみも悲しみも怒りも共有できているような3人の人生を思った一日だった。
 この日も、現地事務所にメジロがみかんを食べに来ていた。