高裁前アピール行動   2017年6月27日

 高裁前アピール行動はとても気を遣う場所だ。直接司法と対峙する場であり、今第3次再審請求中で、2009年から始まった三者協議も今年5月で32回を数え、7月には33回目の三者協議が予定されている。特に石川は小さなことにも敏感に反応する。たとえばマイクを使うのは裁判の無い、9時から10時までと12時から13時までときっちりと自分で決めている。いろんなことにアバウトな私に彼はイライラする場面が多々ある。再審裁判を開かせるために54年の人生を、ただ一筋の道に懸けてきた石川にとって、特に高裁前は毎回身を削る闘いの連続なのだ。昨年から今年に懸けての新証拠提出は、裁判所がきちんと審理するならば、再審開始に結びつく大きな鑑定であることは間違いない。だからこそ、石川は隙を見せない闘いの重要性を実感しているのだろう。

   


 彼の54年の苦難、苦闘の人生は想像も出来ないが、いつもと違う高裁前での非常に厳しい彼の姿勢の中にそれが垣間見える。 滋賀、山梨、東京、群馬、千葉、京都、神奈川、埼玉、栃木、愛知、宗教者、住民の会、埼玉県共闘の皆さん、布川事件の桜井昌司さん、足利事件の菅家利和さん、労働組合OB・OGのみなさん、病に倒れられた日本キリスト教団の丹波さんの闘いと想いを一緒に参加して下さった東所沢教会のOさん、Iさん、京都から来て下さったカトリックのMさんは7月下旬に南アフリカに1年ほど転勤するという、その前にと来て下った。愛知から来られた曹洞宗のMさん、お忙しい中を今回も夜行バスで来て下った。大阪のMさんは先週に引き続いて来て下さった。
 自称「狭山勝手連」と名づけられた彼や、彼女の闘いに狭山の闘いの希望、展望をみる。
また、国家権力、司法権力と真っ向対決し、当たり前の、公平公正な裁判を要求している狭山闘争に多くの宗教者が支援し続けて下さっているのも、司法の不正義や、横暴を許せないとする宗教者として一人の人間としての怒りの発露だろう。
 神奈川でハンセン病差別を無くす闘いの中心的な存在の石山春平さんの連れ合いの絹子さんのマイクアピールに心打たれる。

   

アピール合間のティタイムには大阪Mさんのお土産のスエーデンで買ったスコットランドのクッキー(???)や、熊本から送って下さった和菓子「柚餅子」、埼玉・加須のAさん手作りのサーターアンダーギ―、滋賀のよっちゃんから紅芋タルト等々・・・・・頂きながら、しばしの休憩と交流、狭山情報交換等で時間が過ぎる。
 6月25日、清掃労組・人権交流会の現調があったが、その時来て下さったフリーランス ライターのTさん、「27日の高裁前でのアピール行動に行きます」と言って下さったが、朝から来て下さり、ビラ配布もして下った。
 多くの人の闘いがきっと狭山を動かすと思う。

 愛知から来て下さった曹洞宗のMさんから 7月6日(木)13時~14時 座禅体験(希望者)  14時~15時 狭山カフェが開かれますと教えて頂いた。狭山カフェin 龍源院(りゅうげんいん)   豊橋市船渡町字城戸中16-2  ℡ 0532(25)2682  参加ご自由だそうです。