近 況

 2017年10月21日、9時50分頃、期日前投票に行った。狭山市役所に入る道路は長蛇の列。駐車場に入れたのは10時30分。いつもは自転車でいくのだが、雨が降っていたので車で行ったのが失敗だった。10時30分、やっと市役所に入ると、そこに見たのは「ここが最後尾です」と掲げられた看板。優に500人は並んでいただろうか。一瞬悩んだが、待つことにした。11時過ぎ、整列をされている人に「あとどのくらいかかりそうですか」と尋ねると「すみません。半時間くらいでしょうか?私も長年いますが、この様な事は初めてです」とのこと。並んでいるのは、比較的高齢のかたが多いが、中にはお子さん連れの人も。その後増々人は膨れ上がり、1000人くらいにはなっただろう。投票を終えたのは11時45分。駐車場待ちを含めると実に2時間。台風接近中とはいえ、2時間も待つなんて考えもしなかった。明日来られない人、また台風で来られないかもしれないという人たちが來られたのだろうが、もしかしたら棄権したかもしれない人も「今回は投票しなければ」「平和や、人権が脅かされている」「原発はいらない」と強い意志で投票に来られたのかもと思ったりもする。また最高裁判所裁判官国民審査の投票もある。判事の中には「加計学園」の監事をしていた人や、「衆院選挙の不均衡の合憲判決」、「夫婦同姓の合憲判決」、「18歳の少年への死刑判決」、「厚木基地訴訟飛行差し止め判決」、「辺野古基地埋立て判決」をした人も。国民審査の投票は無印では信任となる。きっちり×の意志を示してきた。今も選挙権が奪われた石川一雄の思い闘いと共に


 21日、午後から川越のミルキーウェイブで開かれた「第3回 ジャスティスを聴く会」に出かけた。川越は蔵造りの町並みが有名で、この日も雨にもかかわらず、沢山の観光客でにぎわっていた。反戦、反核、反差別を歌いながら、なんとも優しい歌声のジャスティス。いつもはお二人だが、今回はベースにMさんが入り3人のハーモニーに魅了された。大阪の宇宙人(ヒロ子さん)が「音楽は魔法の杖」と話されたがその通りだ。アンコールの歌は「自由への楽な道はない」(アメリカのフォークグループ:ピーター・ポール&マリーの歌)を狭山バージョンで歌われた。


  この日郵便が届いていた。山梨のメグさんから、道浦母都子さんの短歌集「花高野(はなこうや)」(発行 角川文化振興財団 本体 2600円)。 今から6年ほど前にメグさんから道浦さんの歌が書かれたハガキを頂いた。それからずっとパソコンをしている机の前に貼ってある。
   「明日あると信じて来る屋上に旗となるまで立ちつくすべし」   
 道浦さんと初めてお逢いしたのは昨年5月、日比谷野外音楽堂で開かれた狭山市民集会で挨拶を頂いたことは、今も鮮烈に記憶にある。短歌集のページを開きながら、涙が止まらなくなった。「ありふれた人生がよし亡き母の口ぐせ思う米研ぐたびに」 
 「遠ざかりまた湧き上がる悔しさよデモより帰る濡れたからだに」


 10月20日、「灰谷健次郎と狭山事件」と題されたメールマガジン「狭山の風 VOL.511 2017/10/20」が届いた。私自身の記憶はあいまいだが、2004年7月狭山市民集会で灰谷健次郎さんが講演された時の記録が此の度、灰谷さんの生涯を描く初の評伝『いのちの旅人 評伝・灰谷健次郎』の中で紹介されているとのことだった。本をインターネットで買おうとしたが、使いこなせない私は買うまでにたどり着けなく、近くの本屋さんに予約に(河出書房新社:発売日:2017/10/24予定 本体1800円)。取り寄せるまでに10日ほどかかるそうだ。詳しくはフェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」に。