高裁前アピール行動  2017年12月18日

 
 3年前にビラを受けとってからここに来ていますとGさん

 2017年最後の高裁前アピール。寒くてカイロの準備をしていったが、西武新宿線・西武新宿駅から東京メトロ丸の内線に乗り換えると、ギュウギュウの満員電車。滋賀のよっちゃんから「信号トラブル確認のため6時21分から運転見合わせていたようで、6時45分に運転再開したようです」とメールを頂いていたが、それから1時間以上も過ぎているので大丈夫だと思っていた。いつも満員電車で乗車するにも一苦労だが、何とか押し込んで乗れていた。今回石川は乗れたが、私は乗れなくて、やむなく次の電車を待ったが、次の電車もギュウギュウ。手足がバラバラになったように思った。狭山に来て20年、朝夕の山の手線もいつもこんな状態で、吐き出されるように降りてくる人、人、人、徳島に住んでいた私は、この電車に驚き、疲れ切ったが、今もそれは変わらない。このような通勤をしながら、あきらめて黙って仕方なく、働き続けている人たち。せめて通勤地獄が緩和したら、もっと元気に働けるのにと思う。寒さに震えながら狭山市駅から電車に乗ったが、丸ノ内線の電車の中では汗がだらだら。アピール行動の始まる8時30分に何とかまにあったが、高裁前にはすでに多くの人が来て下さっていた。
 ここに来ると背筋がすっと伸びる気がする。

 
 埼玉県連平岡女性部長、菅家さん、石川、桜井さん  石山春平さん 絹子さん
 今年最後の高裁前アピールを盛り上げようと、滋賀、長野、山梨、神奈川、千葉、埼玉、東京、宗教者、埼玉県連女性部、カトリックのSさん、日本基督教団・東所沢教会のOさん、東京清掃労組OB・人権交流会のGさん、フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」のMIKAさんと仲間たち、神奈川県共闘のT議長さん、ハンセン病回復者として差別と闘い続け、活躍されている石山春平さん、絹子さんと友人のOさん、「Oさんが高裁前アピール行動に行きたい、おっしゃったのよ。忙しくてなかなか来られないけれど、今日が初デビューね」と絹子さんが笑顔で紹介して下さった。きっとあちこちで狭山事件の真相を訴え続けて下っているのだろう。体調を崩されている山梨のTさん、今日は東京の友人と来て下さった。一度Tさんのお宅にお邪魔したことがあるが、バスで3時間以上かかる。お邪魔した時は渋滞に巻き込まれ、3時間半くらいかかった。そんな遠い所から来て下さるTさん。お連れ合いのMEGUさんから、高裁アピールの日だけは元気になってさっさと自分で用意して行くのよ」とメールを頂いていたが、Tさんの笑顔に会うとうれしい。
   
 神奈川の皆さんの訴え   日本基督教団・東所沢教会Oさん

 滋賀から来て下さったよっちゃん、「20日に日比谷図書文化館ホールで『獄友』の映画試写会に友人と見に行くからそれまで東京にいるね」とのこと。うれしいなぁ。5筆の署名を頂いた。前回初デビューの千葉の「幸ちゃん」ローマ字で書くと私と同じ。続けての参加に感謝!
 また一つ感動するお話を、東京清掃労組OBで人権交流会のGさんから伺った。「今から3年前の12月6日、国分寺のカフェスローで開かれた『映画SAYAMA大感謝祭』に行ったとき、高裁前アピール行動への参加のビラをMIKAさんから受け取りました。それから仲間たちと一緒に参加しています。そのビラを受け取っていなかったら、多分高裁前に来ていなかったと思います」とのこと。たった一人の行動が、大きな輪になって広がる。3~4年ほど前、彼女が原爆の図「丸木美術館」に行ったとき、美術館に何種類かの署名用紙が置いてあるのを見て「狭山の署名用紙を置いて下さい」とお願いしたそうだ。そして今、丸木美術館のスタッフから、来場された方から頂いた署名を何度も送って下さっている。2015年10月10日、私たちが愛知県の集会に行ったとき、丸木美術館のスタッフだった人が愛知県に引っ越して、集会のスタッフとして応援して下さっていることを知り感動したことを覚えている。

   

 この日、もう一人、初デビューの人が。神奈川から来て下さったFさん。毎回来て下さるHさんは「裁判官は職責を全うしなさい。きちんと仕事をしなさい。裁判の誤りは裁判所が糺すしかないのだ」といつも舌鋒鋭い。足利事件の菅家利和さん、布川事件の桜井昌司さん、えん罪で苦しみ、痛みを知る獄友たちの熱い連帯のアピール、緑フォーラムTさんのアピール。
 体調を崩され、「今日は高裁前に行けません」とメールを下さった東京清掃労組OBで人権交流会のOさんと埼玉、加須のAさん。必ず来て下さっていた人がいないと寂しい。一日もはやく元気になって下さい。
 高裁前アピール行動は反権力、反差別の最先頭にある厳しい闘いの場である。しかし、それらを昇華する熱と光が感じられる。そうだ、水平社宣言だ。