せっちゃん 2017年12月22日

 昨日、2017年12月21日、夕方せっちゃんから大きな胡蝶蘭が届いた。
毎年せっちゃんから12月21日にプレゼントが届く。

 せっちゃんのことは毎年書いているが、彼女は一雄にとって特別な人だ。
某製菓会社でKさんと出会い、何時かお付き合いをしていた。
 仕事も、保険等も充実し、賃金もそれなりに出て、職場でkさんと出会い、映画を観に出かけたり、ボートに乗ったり、一雄にとってそれまでにない、青春の輝きの中にいたことだろう。

 その後、職場を失い、Kさんを亡くした。文字をほとんど書けなかった一雄は、2か月後、I家で6か月働いた。そこで雇い主に言われるままに、6件の盗みを働いたことが、別件逮捕の口実となり、本件と言われる狭山事件の犯人にされ、えん罪で54年間苦しみ続けて来た発端になる。

 彼女は病で亡くなったが、一雄は狭山事件の犯人とされ、大きく新聞に載った。亡くなっている彼女の家にもマスコミが行ったそうだ。Kさんのご家族にはご迷惑だったことだろう。

 15年ほど前?せっちゃんが偶然、本屋さんで、一雄とボートに乗っているKさん(せっちゃんのおばさんになる)の写真を見つけ、メールを下さったのが彼女との出会いのきっかけだった。不思議なご縁だ。
本当なら迷惑をかけられた家族として会いたくもないだろうと思うのだが、きっとKさんのご家族(せっちゃんの祖父母)が一雄の事を悪く言わなかったのだろう。

せっちゃんのことを思うと一雄の楽しかった時代を思いうれしくなるし、切なくもなる。
Kさんは西田佐知子さんが歌っていた「コーヒールンバ」の歌が好きだったと一雄から聞いた。
Kさんにつながるせっちゃん、彼女に感謝している。

 いい気分で迎えた12月22日朝、ストーンリバーのSさんから電話
「植村稔裁判長が代わった」と
言葉もない