高裁アピール  2018年4月26日

 26日、台風の様な風が吹いた
狭山の闘いに大きな風が吹き検察の闇も
司法の足踏みも吹き飛ばすかのように

 沢山の方が高裁前に来て下った。反差別、反原発、平和や環境、人権を守るとの志を持たれ、また、狭山事件・石川一雄の闘いに共鳴・共感された人たちだ。

 遠く仙台からカトリックの平賀司教、東京の渡邊さん、曹洞宗Aさん、Mさん、清掃労組のSさんが「休みの日がなかなか合わなくて」と言って来て下さった。せっかくの大事な休みの日に高裁前に来て下さったのだ。
 清掃労組人権交流会Gさん、東京、神奈川、千葉、群馬、埼玉、部落解放同盟・埼玉県連女性部の皆さん、部落解放埼玉県共闘の皆さん、狭山市のKさん、Sさん、久しぶりのSさん、足利事件の菅家利和さん、神奈川からハンセン病回復者として先頭に立って闘っている石山春平さん、フェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」管理人のMIKAさんと仲間たち、延べ80人近い人達。個性豊かで信念をもたれ、さまざまに闘われている人たちが、ご自分の意志で高裁前に来て下さる。
 壮絶な戦いの場でありながら、清掃労組・人権交流会OBのGさんのアピールはユーモアがあり、石川一雄の厳しい表情がゆるむ。石川の柔らかく楽しそうな笑顔が私は好きだ???

   
 仙台から・カトリック平賀牧師  学生時代からずっと支援をし続けて

カトリックの渡邊さん「後藤真理子裁判長、そのお名前の通り狭山事件の裁判の真理(しんり)を尽くして下さい」平賀さん「人は一人ひとり大切、裁判をフェアーに」狭山のSさん「55年もの長きにわたり、石川一雄さんの人生を奪い続けた国家権力の犯罪である冤罪は究極の人権蹂躙。いまだ冤罪を生みだし続ける日本社会の深いヤミに一条の光りをもたらすもの、それが再審開始の決定です。55年冤罪と闘い続ける石川一雄さんはこの病んだ日本社会に一条の光りになって輝いています。後藤裁判長、ぜひ再審開始の決断をしてください」 東京・京子さん「満腔の怒りをもって訴える」
 この日、私は失敗が多かった。マイクをお願いしていたのに、それを忘れていて、Iさんから笑いながら「一生懸命考えていた」と・・・・・申し訳ない。実は私もアピールが苦手で「一生懸命考えていた」という彼にほんとうに申し訳ないな~と・・・・また、署名を10筆頂いたが、お礼をいう事も、どなかから頂いたことかも定かでない。多分今回も手作りのケーキをいっぱい作って来て下さったHARUMIちゃんと思う。手作りのおいしいケーキは皆さん好評だ。

   

 うれしかったのは、通りかかり、通り過ぎた人が引き返して署名をして下さったことだ。「学校で狭山事件の事ならったんです。まだ冤罪が晴れないのですね」と話されて。また署名をしてくださり、いったん帰りかけた人が引き返し、カンパを頂いたと伺った。ポレポレ東中野「獄友」を観て高裁前に来て下さった方がいた。アピールの間中、ずっと訴えを聴いて下さっていた。体調のすぐれないYURIちゃんが34筆の署名を集めて下さった。

   
   

36次の高裁前アピール行動は今回で終わった
この日テレビ朝日の取材があった
次は三者協議だ
明日28日、私はメーデーに。石川は、弁護団が狭山に調査に来られるのでその対応に
29日は2団体の現調
「耳鼻科にいつ行こうか」石川の独り言・・・・・