近 況  6月

 映画「獄友」上映会  6月21日

 
 住民の会代表・岸さんと村田・事務局長挨拶

 2018年6月21日、東松山市・唐子地区体育館で映画「獄友」上映会があった。主催は比企地区・狭山事件を考える住民の会。
開場18時、開演18時30分。
最初に、住民の会・代表の岸 先さんから「重大な局面の狭山闘争に全力で闘う」とあいさつを頂いた。遅い時間にも関わらず大勢の人が来て下さった。6月11日、袴田裁判が高裁で再審開始決定が取り消された後だったので、袴田巌さん、秀子さんを見るのがつらかった。画面の中で秀子さんが「巌が街中を自由に歩いている。笑っている、食事している、それだけで充分ですよ」「巌が街中を歩いて今の姿をさらしている。これはある意味警察権力への抵抗」と話す秀子さんの言葉に、当たり前の生活が奪われていた長い年月と闘いが胸にしみる。袴田事件の闘いは今最高裁に移った。狭山も袴田も、何としても勝ちたい。
 石川は「今年が勝負、最大の支援を」と訴えた。

信濃毎日新聞  長野県 上田劇場で「獄友」上映  6月23日~7月6日まで

 6月21日、信濃毎日新聞(6月19日)のコピーが送られてきた。ドキュメンタリー映画「獄友」の紹介記事だった。金監督の大きな写真が載っていた。上田劇場で6月23日から7月6日まで上映されると書かれていた。長野のTさんが送って下さったのだ。このような優しさがうれしい。多くの人に観て頂きたい。
Tさんも50年近く狭山を闘い続けて下さった。先日も、分厚い資料が届いた。長野での狭山の闘いの歴史をマスコミ報道を中心にまとめたものだった。なかなか読み切れないが、時間がある時少しずつ読み進めている。
Tさん、ありがとうございました。

「再審法」改正を目指す院内集会  6月20日

   
 狭山再審弁護団事務局長・中北弁護士   中央 袴田秀子さんと福島瑞穂参議院議員

 6月20日、「再審法」改正を目指す院内集会が、16時から参議院議員会館で開かれた。袴田秀子さん(袴田事件)、菅家利和さん(足利事件)、桜井昌司さん(布川事件)、国会議員、弁護士の皆さんのアピール等があった。今の制度では、裁判所でいくら再審開始決定が出ても検察官の上訴(抗告)で、裁判はいたずらに長引き、冤罪被害者の名誉の回復、人権の回復もなかなかできない。検察官の上訴の禁止や、証拠開示手続きを明示させること、請求権者の拡大、「疑わしきは被告人の利益に」の明記等、刑事再審法改正を求めて国会議員に働きかけている。

 狭山事件・再審弁護人 中北龍太郎弁護士は、これまで証拠開示を拒否していた検察が第3次再審になって13年かかり、200点近い証拠開示をした。この200点近い証拠がもっと早くに出されていたら、狭山事件はもっと早くに解決しただだろう、と述べ、「狭山事件は、まだ隠されている証拠がある。まさに再審法の改正が急務だ」と訴えた。社民党・福島瑞穂さんは、狭山再審弁護団のお一人だが、「狭山事件も多くの証拠が出されたが、まだ再審開始されていない。石川さんは仮出獄で出てはいるが、選挙権もないなど、人権無視の中におかれている。超党派で再審法の改正を進めたい」と決意を述べられた。

大阪で震度6の地震  6月18日

 6月18日、大阪で震度6弱の大地震。大きな被害が。
一日も早く日常の生活が取り戻せますように。

 21日青森のIさんから暗がりで光るテープ等送って頂いた。地震対策に家具等に貼っておくと暗い所でもよくわかるからと。

 
 石阪啓さんのイラスト

 20日、石坂啓さんからネーム入りの素敵なハンカチを戴いた。

6月14日、袴田再審開始決定取り消し 抗議行動

 6月14日、東京高裁の袴田事件再審開始決定取り消しの抗議の情宣行動と、高裁、高検への要請行動を。

   

 6月は現調、集会等の合間に医者に通った。

6月4日、12日、19日は二人で歯医者。
6月13日石川は糖尿病の診察。
6月5日、14日、21日は石川が耳鼻科に。14日補聴器を試用。
6月5日 保護司さんの来訪