9・17さようなら原発全国集会   代々木公園

 最近は朝夕涼しく、過ごしやすい日が続いていたが、この日は30度を超す真夏日。前回の反原発全国集会は今年の3月21日だったが、吹雪でデモ行進が中止された。それに比べれば暑い方がまし?ブースの開店は11時からなので、10時の電車に乗り、代々木駅に。早や狭山のブースは出店され、多くの人が来ていた。脱原発のブースを中心に沖縄辺野古基地建設反対、そして、私たちの「狭山事件の再審を求める」ブース等、出店は30点余り。また、たこ焼き、焼きそば、飲み物等も販売されており、非常ににぎやかだ。

 

 集会は12時30分からで、デモ行進の出発は15時過ぎだった。18日の東京新聞によると8000人(主催者発表)集まったらしい。狭山のブースにも、社民党の福島瑞穂さん、落語家の古今亭菊千代さん、徳島のNさんもブースに訪ねて下さった。うれしかった。

会場に持ち込まれた「鴨居」の前で福島瑞穂さん

 兵庫のIさん、毎年参加され、狭山署名版を持ち、訴え続ける彼女の闘いに、私も奮い立つ。清掃労組のSさんが来て下さり、9月15日署名を1820筆送って頂いたお礼を。9月1日越谷(埼玉)で「獄友」上映会の時頂いた署名82筆を「石川一雄さんを支援する埼玉東部市民の会」のMさんから頂いた。会場でも多くの署名を頂いた。ほとんどの人が狭山事件を知っており、「石川さんお元気ですか?」「『獄友』も『みえない手錠をはずすまで』も見ましたよ」「学校で狭山事件を勉強しました」等々声をかけて頂き、カンパも頂いた。
 9月22日から12月15日まで、多摩の各地区で「獄友」巡回上映ツアーが始まるが、上映ツアーに中心になって頑張っておられるOさんに「10月5日のくにたち市民芸術小ホールで18時30分から開かれる上映会には行きたいと思います。李政美さんのミニライブを楽しみにしています」と伝える。
 狭山の闘いは決して平たんではなく、6月11日、袴田事件の高裁判断に見られるように、厳しい状況にある。石川は来年1月には80歳になり、弁護団も高齢になられた方が多い。しかし、「私の狭山」と多くの人が支援し、さまざまに闘いは続けられている。

狭山の炎は燃え続けていることが石川のエネルギーとなっている
あと少し
弁護団や、支援者とともに闘い続ける