狭山事件にとりくむ東葛住民の会 狭山学習会
2019年1月27日、13時から16時まで松戸市勤労会館で狭山事件学習会が開かれた。
皆さんから頂いた 手袋と帽子 |
東葛住民の会の皆さんとは、長いおつきあいになった。だからこそ、これまで、悲しい別れもたくさん経験した。今回は布川事件の桜井昌司さんの歌、トークもあり、これまでと違った学習会だったが、桜井さんの前向きな生き方は、石川と重なる。この日、私は風邪のため絶不調で申し訳なく思ったが、皆さんの温かい気持ちに心が軽くなった。桜井さんは「石川さんに一日も早い春が来るように」と、「ゆらゆら春」をうたった。石川は最終段階に来ている狭山裁判に最大限のご支援をと訴えた。1月14日で80歳になった石川に皆さんから暖かそうな手袋と帽子をプレゼントされた。ありがとうございました。
熊本から現調
1月26日、部落解放同盟熊本県連・執行部の皆さんが現地調査に来てくださった。寒くて風が強い一日だったが、皆さんの最高の笑顔に大きな力をいただいた。今回の案内はNPO人権センター「ホライゾン」代表の片岡遼平さん。全国各地の被災地に入り支援・ボランティア活動を続けている。25年前、石川一雄が仮出獄で出てきたとき、彼は小学校5年生であったらしい。1995年1月に彼と一緒に初日の出を見に行き、感動したことを石川は今も覚えているそうだが、それから25年。片岡さんは、熊本の皆さんとは2016年に起きた熊本地震の時に出会い、今回案内していただくことになったそうだ。13時から現調、15時から17時まで冨士見集会で交流学習会。狭山闘争から反原発の戦いまで,人の悲しみや、苦しみ、怒りに寄り添った彼の生き方に共感する。体調がすぐれない中を現調に来てくださった坂田さん、皆さんありがとうございました。