近  況

 2019年5月21日 大阪のビンさんからCDが届きました。石川一雄「再審」への道 語り唄「この声が聞こえるか」
以前佐々木かよさんが詩画集「心にとどけ」を出されました。その後、人間石川一雄早智子のパネル。そして今回の、石川一雄「再審」への道 語り唄「この声が聞こえるか」の作詞と原曲をされました。機械が苦手な私にと一番操作がしやすいというAudioComm と一緒にCDを送ってくださったのですが、それでも使い方がわからなくて、丁度保護司さんの来訪日だったので教えて頂きました。 "(-""-)" (*^▽^*)
一番から五番までの唄に込められた歌詞は、決してあきらめない石川の闘いに限りなく寄り添い、権力への糾弾に心ひとつにして闘おうと呼びかけています。

「この声が聞こえるか」(歌詞の一部) 
「石川一雄は満身創痍、再審の道を開くために声をかぎり叫び続けよう
 心 ひとつにして
 真実に目を向けよ 
この声が 聞こえるか

狭山は長い年月多くの人にさまざまに戦われ続けてきました。これほど多くの人がこれほど長い間、けっしてあきらめることなく、創意工夫して闘われてきた狭山闘争は、歴史に刻まれる闘いでしょう。この3次で何としても再審開始、無罪判決を勝ちとり、差別裁判に加担してきた裁判所、差別裁判を引き起こした検察、警察の行為を白日の下にさらさなければならないと思います。その日は近いと信じます。

 青森のIさんから、おいしいカレーとワンちゃんの絵柄のバッグが届きました。最近しなければならないことがいっぱいで少し疲れ気味の私。自称姉の私は妹のノブちゃんの心がうれしくて・・・・・

 2019年5月20日、石川は大学病院の歯科口腔外科に2回目の検査に行きました。3回目の検査は6月ですが、「いい方向に向かっているようだ」とのことで少し安心しました。

 4時過ぎ家に帰ると入り口に素敵なひまわりの花束が置いてありました。メールが送られてきて、昨日5月19日「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」の映画を観に来てくださったKさんからでした。驚きました。映画上映の時、ひまわりの花束を頂きましたが、「ひまわりの花が好きなのでうれしい」と話したことを覚えていてくださり、持ってきてくださったのです。初めてお会いしたKさんと素敵な出会いをさせていただきました。

 2019年5月19日、「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」の上映が東京・高円寺グレインでありました。18時30分開場、17時開演で、東京で久しぶりの狭山映画の上映に、私たちも挨拶ができたらと思い、出かけました。30人ほどが入れる会場で、お一人おひとりの顔が見え、アットホームないい雰囲気でした。私たちの前に座られていた人に「来てくださってありがとうございます。」と声をかけると、「前回観たいと思っていたのですが、来られなかったのです。実は以前、5~6年狭山に住んでいたことがあり、狭山事件のことも関心がありました。これまで何もできていなかったことを申し訳なく思います。映画の宣伝等できることをしますね」と話してくださったのです。思わずハグしてしまいました。

 第39次高裁前に2回も福岡から来てくださったOさんからたくさんの手づくりクッキーが届きました。お手紙には、山場の狭山の闘いに、第40次アピール行動も行きたいとありました。「その気持ちだけで充分です。お金も時間も体もいっぱい使います。うれしいけれどその気持だけ頂きます」と礼状を出させて頂きました。

 狭山事件にとりくむ東葛住民の会」から5月5日に松戸で開かれた「松戸憲法記念日の集い」で頂いた署名と、松戸駅で狭山情宣行動をした時の署名70筆を頂きました。
東京の清永さんから2回目の署名30筆を、滋賀のよっちゃんから18筆の署名でした。よっちゃんからは数えきれないくらい署名を送ってくださっています。きっとどこに行くにも署名用紙をもって行ってくださっているのでしょう。

明日、5月22日は、狭山弁護団主任弁護人・中山武敏弁護士の「人間に光あれ」出版記念会が日本教育会館で開かれます。

5月23日は狭山市民集会です。

5月24日は大阪府民共闘から、5月29日は部落解放中央共闘・連合の現地調査です。
また24日は取材が入っています。

5月26日は大阪で中山千夏さん石川一雄の講演会です。

多くの団体、個人が56年目の狭山を、第3次再審で勝つための闘いを続けてくださっています。

6月は6団体の現調があります。

無実を明らかにする新証拠が多く出されている今、勝負の時がきています。