近況  共同通信配信で大きく狭山が

 共同通信の記者が4月15日、狭山に取材に来て「憲法 マイストーリー」との題で記事を書いてくれた。「えん罪晴らし差別をなくす」というタイトルで紙面3分の2位の大きさで、カラー版だ。
6月3日は高知新聞、6月5日は東奥日報(青森) 徳島新聞、その後、熊本日日新聞、山陽新聞(岡山)にも載ったそうだ。青森のIさん、徳島のSさんが新聞を送ってくださった。山形新聞、山梨日日新聞、京都新聞、佐賀新聞、愛媛新聞等にも掲載されるそうだ。
これからもインタビューの依頼がいくつかある。狭山は確実に動いている。

 6月7日、徳島新聞、「読者の手紙」に徳島住民の会のSさんの記事が掲載された。「全証拠開示して公正裁判を」と題して「狭山事件の証拠を開示するように」と訴えている。FB「狭山事件の再審を実現しよう」に記事が掲載されています。
全国各地で、狭山情宣活動と、署名活動等が続けられている。高裁、高検に多くのはがきが届いている。
大阪のBinさんのように、毎日毎日、後藤裁判長にはがきを出し続けてくださってる人もいる。一人ひとりの取り組みが狭山を突き動かし、闘いのすそ野を広げる。
 狭山の闘いは展望がある。

 6月に入り忙しい日々が続いている。
昨年末から朝起きる時や、車に長時間乗った時などに、腰の痛みを覚えていた。今年に入りだんだん痛みが増し、しかたなく6月1日、整形外科に行った。レントゲンを撮ったり、触診をしたり、病名は「腰椎分離すべり症」。今コルセットをしている。加齢や、体重が増え、体に負担がかかっていったのだろう。年を重ね、長い間体を使っていれば、どこかかしこに、体が不調になるのは仕方がないことだろう。
今は「高血圧」と「腰椎分離すべり症」と「突発性難聴」とたくさんの病名を頂いている。
腰のほうは「できれば毎日治療に来てください。痛みも少しは和らぐと思います」とのことで、できるかぎり病院に通っている。運動とダイエットが効果的と言われたので、先生に「雨が降らない限り、愛犬の散歩で一日4回、合計で8千歩ほど歩いています」と話すと、「それではだめです。立ち止まったり、話しかけたりで集中して歩いてないでしょう。」と言われた。これまで、愛犬のいないとき、集会や、現調のない時は、家の中でパソコンの前に座っている時間が多かった。今は散歩や、食事の世話、シャンプーに連れて行ったり、ワンちゃん中心の?生活。散歩ではだめだ、と言われたので、6月5日、思い切ってプールに行った。水中ウォーキングだけだが、45分歩くのがやっとだ。周りを見ると、もくもくと歩いている人、友達とおしゃべりしながら歩いている人、さまざまだ。私は、きっと続かないだろうなと思いながら・・・・・・集会や、現調のない日に、これまで3回(6月5日からなのでまだ3回)プールに行った。

今は腰が痛いので、あまり動けないが、自分では元気だと思っている。
石川は、目、耳、糖尿病と、いろいろ抱えているが、それでも元気でいる。今はウォーキングをしている。「裁判に勝つまでは」との思いが彼を支えているのだろう。
その気持ちが痛いほど伝わる。

現地事務所はアジサイの花が満開で、ブドウの実は、まだまだ小さく青い。夏休みには、子ども会の現調がある。そのころにはおいしいブドウがいっぱい生っているだろう。