近 況 ・現調
11月14日、兵庫県の谷添さんから135筆の署名が届いた。座り込み銀座と、解放文化祭で頂いた署名だそうだ。
同日、滋賀のよっちゃんから署名14筆と「風邪をひかないように」と、のどミストが届く。「お医者さんに相談してOKならためしてみて見て下さい」との言葉を添えて。その心遣いがやさしい。
同日、85歳になられた神奈川のミサイさんから長~いお手紙「10月31日は上天気に恵まれる中、再審を求める盛大なあつまりに参加でき、その上デモ行進もでき、何よりのよろこびでした。あの時の雰囲気は身も心も軽くなる感じでした。~省略~一雄さん、早智子さんに豊かな祝福とお恵みを。12月の三者協議に期待しております」
同日 東京のKさんから支部ニュースとお手紙が。闘病生活をしている義兄から「10・31集会や狭山の資料を送ってほしい」と連絡があり、すぐに資料を送ったそうだ。「厳しい病との闘いの中で、彼が一番やりたかったことに力を振り絞っているのだと思います。」「狭山の闘いの中で義兄と出会い、夫と出会いました。狭山が結んだ私たちなのです」「義兄をはじめ、広島の仲間たちに石川さんの訴えを伝えたい。狭山勝利に向かって共に進みたい」と書かれていた。沢山の人の闘いと思いがあり、今がある。Sさんにいっぱいのエールを送りたい。
2019年11月15日、午前中 観察官との面談
2019年11月15日、福岡県の学校の先生方が現調に。13時30分から17時近くまで、現調と学習交流会。石川は「教育の大切さを痛感している」と話した。
11月16日愛媛の弓山さんから大きな荷物が届く。最近これまでの資料等の整理を終えたそうだ。2019年10月26日は「狭山事件を考える越智今治の会 結成20周年総括集会」を終えたばかりで、その写真も入っていた。20年前の、1999年10月16日、今治で「石川一雄さんの話をきく会」が開催され、それから20年の闘いの歴史が詰まっていた。また今年(2019年)6月9日の愛媛新聞の特集記事 憲法マイストーリー に紙面の三分の二を使った狭山の記事、サブタイトルは「えん罪晴らし差別なくしたい」(共同通信配信)の記事も入っていた。パンフレット「裁判狭山差別」第12号(1974年10月15日発行)もあり、タイトルは「完全無罪判決を! 石川一雄最終意見陳述」(部落解放同盟 狭山中央闘争委員会発行)、定価100円となっていた。石川本人もそうだが、この時は多くの人が無罪判決を信じていたのではないか。長い苦闘の歴史を思う。ほかに愛媛のミカンや、おかき等、いっぱい詰まっていた段ボール。ずっと諦めないで愛媛の地から支援し続けて下さった弓山さんや多くの人たち。だからこそ今も闘い続けられ、無実を明らかにする多くの鑑定が出されているのだ。
狭山の闘いは熱と光がある。